社会人になってから運動する機会もなくなり、運動不足という人は多いのではないでしょうか?
かくいう私もかなりの運動不足だったので、最近になって筋トレと軽い運動を始める事にしました。
実は、ちょっと運動をする事で、下手にゴロゴロと休むより疲れがとれたりします。
ゆっくり寝ても疲れや肩こりが治らないという人は、今回紹介する「アクティブレスト」を参考にしてみてください。
軽く運動する事で疲れが取れる「アクティブレスト」
私の場合は、ここ数年は「仕事は1日中座ってパソコン作業」、「家に帰ると子供と少し遊ぶぐらい」の全く運動をしない生活をしていました。
そうしていると、「まだまだ大丈夫」と思っていたのですが、やっぱり体の衰えは感じますね。
最近は年とともに肩こりもどんどんと悪化していたので、筋トレと軽い運動を始める事にしました。
そうすると、肩こりが少しマシになってきたのと同時に、なんとなく日々の疲れも楽になってるような気がしてきました。
これまでは「仕事で疲れているから運動はちょっと…」と思っていたのですが、実は軽く運動する事は「アクティブレスト」と呼ばれていて、軽い運動をした方が疲労は回復しやすかったりします。
疲れの原因
そもそものどういった疲れがあるのかというと、下記のような3つの疲れが主なものになってくるかと思います。
- 肉体的な疲れ
- 精神的な疲れ
- 神経的な疲れ
また、疲れの原因としては、「運動疲れ」・「寝不足」・「栄養不足」・「ストレス」・「パソコンやスマホ疲れ」などが挙げられます。
これらの疲労回復のためには、「よく食べ」、「よく寝る」という事が1番一般的ですよね。
実際に私も疲れている時、休みの日はいつもより遅くまで寝たり、栄養とストレス発散のためにちょっと良いものを食べたりしています。
ただ、休みの日にゆっくりと遅い時間まで寝ていても、「今一疲れがとれないな」と感じた事がある人も多いのではないでしょうか。
よく寝ても疲れがとれないという場合に、試して欲しいのが「アクティブレスト」です。
アクティブレストとは?
「アクティブレスト」は、ゴロゴロして休む「静的休養」とは逆に「積極的休養」と言われる方法になります。
ちなみに、個人的には「積極的」だと分かりにくいので、「動的休養」だと思ってます。
疲労している体を軽く動かす事で、体の中の血流が改善されて、疲労物質の排出を促すというものになり、ゴロゴロしているだけでは取れない疲れをとる事が期待できます。
また、体を動かす事で疲れの原因になる肩こりなど起こりにくくなるので、普段事務仕事の人は日常的に取り入れるとより効果的だと思います。
ただ、「とりあえず運動したらいいのかー!」と、激しい運動をしてしまった場合は当然疲れますので、激しい運動にならないように要注意です。
体を休息させるだけでは、体の疲れがとれない時には、血流を良くする事で、肩こりや疲れを回復していきましょう。
アクティブレストの方法は?
アクティブレストの方法は、先ほど書いたように激しい運動ではなく、疲れない程度に運動することです。
例えば、息があがらないぐらいのジョギングやストレッチなどの方法が挙げられます。
案外、学生時代にスポーツ系の部活に入っていた場合などは、この「アクティブレスト」を経験した事もある人も多いと思います。
私が学生の頃は「クールダウン」と呼ばれていて、試合や練習が終わった後に、ダラダラと走ってからストレッチを行っていました。
正直、当時は「疲れているのに、まだ運動させるの?」と、かなり不満を持っていましたが、今思い出すと「なるほど意味があったんだな」と思えます。
ただ、おそらく当時も簡単に説明はあったのだと思いますが、私の記憶には説明を受けた覚えが全くないです。
なので、子供が大きくなったらちゃんと理由や方法を教えてあげようと考えています。
具体的な方法について
アクティブレストは、普段運動をしない人で「5分〜10分ほどの軽いジョギング」や「ラジオ体操」、「ストレッチ」から始めると良いと思います。
一般的によくされている(始めやすい)方法は、下記のようなものになります。
アクティブレストの例
- 軽いジョギング
- ウォーキング
- ラジオ体操
- ストレッチ
- 入浴
実は、お風呂に入浴するだけでも血流を良くする効果があるので、ちょっとしたアクティブレストと言えます。
一般的にもよく言われているように、シャワーのみよりも、しっかりお風呂に浸かった方が疲れがよく取れますよね。
お風呂の入浴効果は、「面倒でも入るべき?お風呂に入浴する効果を調べてみました」という記事でも紹介しているので、また参考にしてみてください。
お風呂の入浴効果の記事
面倒でも入るべき?お風呂に入浴する効果を調べてみました
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筋トレで姿勢を正して疲れにくい体に
いつからか仕事でも日常でもパソコンやスマホを使う事は当たり前になっていますよね。
そうなると、どうしても姿勢が猫背になってしまいがちで、姿勢が悪いと体も疲れやすく、眼精疲労などもひどくなりやすいです。
せっかく疲労回復をしても、すぐに疲れが溜まるようだと、結局疲れがとれていないようなものと言えます。
その場合は、筋トレをして体の筋肉量が増えると、自然と少し姿勢が良くなってきますので、疲れにくくする上で筋トレは効果的だったりします。
普段の姿勢が前かがみになっている人は、筋トレをする事で今より姿勢が良くなり、普段の疲れも少しマシになってくると思いますので、軽い運動に筋トレもプラスしてみましょう。
アクティブレストと合わせると効率的
先ほどの部活動の話でも書いたように、アクティブレストは「運動後にする事」でも効果的です。
筋トレ自体は軽い運動ではなく、肉体的な疲れが起こりますので、一時的には筋トレをする事で余計に疲れやすくなります。
ただ、筋トレ後にアクティブレストとして軽い運動をすると、この筋トレでの疲れの回復を早めることができます。
筋トレ後の筋力疲れを回復させるための休息日(24〜72時間)を早めるとも言われているので、筋トレを効率的にすすめられます。
日常の疲労回復を早めたり、疲れを軽減できるので、「筋トレ」+「アクティブレスト」を行う事はオススメです。
疲労回復のために
しっかり休んでいるのに、日常的に疲れがとれないという人は、今回紹介した2つも取り入れてみてください。
- 軽い運動「アクティブレスト」で疲労回復を促す
- 筋トレで普段の姿勢を正す事で疲労を軽減する
どのぐらいすれば良いのかという部分は、普段の生活などでも変わってきます。
私は「とりあえず続ける事が重要」と考えて、5〜10分ぐらいから始めましたが、短い時間でもこれまで運動していなかった体の場合は、ちょうど良いぐらいだったりします。
慣れてくると自然と時間も増えてくるので、まずは無理のないレベルから初めていきましょう。
また、睡眠や栄養補給は変わらず重要ですので、こちらもしっかりと意識してください。
睡眠については、「【スッキリした目覚めを】ぐっすりと快眠する為の方法」も参考にしてみてください。
快眠についての記事
【スッキリした目覚めを】ぐっすりと快眠する為の方法
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