過炭酸ナトリウムでの掃除、第三弾です。
前回、洗濯物の生乾きの臭いやお風呂の掃除などで、過炭酸ナトリウムでの浸け置きを試した結果、それぞれかなり満足できました。
そこで、次は過炭酸ナトリウムの漂白力を使って、汚れた靴を浸け置き洗いしてみました。
過炭酸ナトリウムの漂白力は?
大前提として、過炭酸ナトリウムに漂白力はあるのかという事ですが、「酸素系漂白剤」と言う名前の方が一般的に知られるぐらい、当然のように漂白力はあります。
酸化力があるので、漂白、除菌、消臭に効果的なナチュラル洗剤となります。
水に溶かす事で、シュワーと泡立ちながら過酸化水素を放出し、炭酸ソーダになり、その時に漂白力を発揮します。
使用後は、炭酸ソーダ・酸素・水に分解され、漂白力・殺菌力も無くなるので、環境にも優しく後片付けもやりやすいです。
靴の臭いにも効果あり
どちらかと言うと、靴の汚れを落とすのがメインになると思いますが、臭い落としのための消臭効果も高いです。
石鹸とブラシだけでは、靴のつま先部分を洗うのも難しいですが、浸け置きの場合はその心配もありません。
靴の汚れ落としと一緒に臭い落としもできる点でも、過炭酸ナトリウムはオススメできます。
汚れた靴を浸け置き洗いしてみました
靴の浸け置きの方法も、基本的には生乾きの臭いがする洗濯物にした時と同じような形になります。
洗濯しても取れない臭いに!過炭酸ナトリウムを使ってみました
基本的なやり方は次のような方法になります。
靴の浸け置き洗い方法
- 40℃ほどのお湯に過炭酸ナトリウムを大さじ2〜3杯ほど入れます。
- 綺麗にしたい靴を2時間ほど浸け置きします。
- 浸け置きしたままの状態でブラシで擦ります。
- 綺麗な水で濯ぎます。
- 洗濯機で脱水してから日干しします。
とりあえず今回も外で試してみました。
過炭酸ナトリウムを入れたお湯に靴を浸け置きします。
泥が付いている場合は、先に泥を軽く落としてから入れましょう。
今回も40℃ぐらいのお湯に過炭酸ナトリウムを入れると、水と反応して、泡立って白くなってきました。
泡立ってきたら、何も考えず汚れた靴を投入しましょう。
靴の泥も多少あるかと思いますが、2時間ほど放置しておくと、透明だった水がかなり茶色っぽくなり、汚れが落ちているのがよく分かります。
ただ、この時点では、靴の周りのゴム部分はかなり綺麗になりましたが、繊維部分は濡れているのもあって、まだまだ黒っぽい汚れが…。
この汚れについては、軽く擦ると簡単に落ちますので、いきなり水で濯ぐのではなく、慌てずブラシで擦りましょう。
(乾くまでは、ちょっと黒いままだったりするかもです。)
ブラシで擦る時は、浸け置きしていた過炭酸ナトリウム液の中で擦るとより効果的な気がします。
この後、洗濯機で脱水して、日干しすると浸け置き洗いも終了です。
乾いた後でみると、めちゃくちゃ綺麗になってました!
まとめ
過炭酸ナトリウムでの靴の浸け置き洗いは、かなり綺麗になりました。
ただ、1度脱水したり、時間がかかる部分が面倒なので、急いでいる人には向いてないかも知れないですね。
洗剤で洗うより綺麗になるし、臭いも取れるので、個人的にはオススメの洗い方ですので、スニーカーや子供の運動靴が汚れているという場合には、ぜひ試してみてください。