雨が続いたある曇り空の日。
会社も休みだったので、いつもより少し遅めの朝食を食べ、さて今日も雨かも知れないけど少し間だけでも外に洗濯物でも干しそうか、と思ってベランダに出た時にとんでもない事に気づきました。
正確には気づいていたけど、現実を直視するのが嫌で気づかないフリをしていたのをやめる事にしました。
そう、半年ほど前に掃除したベランダがすでに汚れていたのです。
そんなこんなで改めてベランダ掃除をしようと思い、いろいろ調べてみました。
ベランダの汚れの原因と掃除方法は?
私が掃除をする上で大事だと思っている事に、掃除をする前に「汚れの原因」と「どうすれば綺麗になるか」を知っておくという事があります。
実際、調べてから掃除をした方が手っ取り早く綺麗になる事がほとんどです。
そこで、まずはベランダの主な汚れの原因と掃除方法をまとめてみました。
砂や土
ベランダの床の汚れとしては、風で飛んできた砂埃やガーデニングの土が落ちたものなどがあります。
正直、全体的にはそんなに多くの土汚れは無いかと思いますが、雨などの時に排水溝に集まってきて結構な汚れになっている事が多いです。
掃除方法
軽くホウキで掃いてみて、固まってしまっている汚れ(排水溝の部分など)はスコップなどで汚れを大まかにすくい取ってからブラシで擦りましょう。
砂や土が多い場合は、案外バケツが必須アイテムになってきたりします。
排気ガス
道路が近くにある家は、よく見ると外壁や窓だけでなく、ベランダも結構な汚れがついています。
特に物干し竿を出しっ放しにしていると、かなりの確率で黒い汚れがついているかと思います。
掃除方法
排気ガスの黒い汚れは基本的には水とスポンジでほとんど取れます。
なかなか汚れが取れない場合でも、中性洗剤を使うとまず取れるでしょう。
物干し竿などは、洗濯に使うような物は気づいた時に必ず綺麗にしておきましょう。
落ち葉や虫の死骸
どこから来たのか分からないもののいつの間にかベランダ汚れのメインの1つになるのが、落ち葉や虫の死骸です。
落ち葉については、高層マンションじゃなければ、田舎だけでなく都会に住んでいても排水溝で土と一緒に固まっているのを見かける事があります。
そして、田舎(特に田んぼや畑、山や川が近くある所)に住んでいる場合は、虫の死骸がそこら中に転がっている事も珍しくないです。
掃除方法
落ち葉も虫の死骸も基本的には砂や土と同じで掃き掃除をして、溜まっているであろう排水溝を掃除する形でOKです。
虫については、網戸近くに大量の死骸があるような場合は、掃除機で吸い取ってしまうのも良いかと思います。
時折動き出す虫には注意しましょう。
カビや苔
緑っぽい汚れになっているのはカビや苔の可能性が高いかと思います。
例えば我が家のベランダは屋根がないので、雨が続くと何となくヌメリが増えている(気のせい?)ような…。
いつまでも放っておくと、かなり頑固な汚れになる場合もあるので、適度な期間で掃除しましょう。
掃除方法
重曹を使ったり、熱湯を使ったりしても良く取れますが、正直なところ市販のカビ取り剤が一番楽で効果的だと思います。
「カビキラー」などは読んで字の如くですが、カビ取り用に作られた洗剤なので、変な工夫をしなくてもシュッとかけてブラシで擦ると普通に汚れは取れます。
雨の日はベランダ掃除のチャンス⁉︎
ちょっと掃除をしようと思っていたけど、雨が降ってきたから次の晴れの日まで後回しという経験がある方も多いと思います。
でも、実は雨の日こそベランダ掃除にピッタリなんです。
雨の日は汚れの原因になる砂埃や排気ガスなどが雨によって水分を含んで重くなります。
そのため、空気中に舞っている汚れの原因も少なくなり、綺麗にしてもすぐ汚れるという事を防ぐ事が出来ます。
屋根のないベランダだとより掃除が楽になる
そして、屋根がないベランダだと水で洗い流す手間がいりません。
ベランダに水道の蛇口があれば良いのですが、蛇口がついてない家がほとんどです。
上の階にホースを繋いだり、バケツで水を運んだりする手間が掛からないのでかなり楽になります。
ベランダ掃除の頻度は?
出来るだけこまめにするのが1番ですが、実際には家の中でも使用頻度が低く(洗濯の時ぐらいだったり)、掃除する優先順位は低いのが現状です。
目安としては、風の強い日やpm2.5の多い日の後などは軽く掃除をするようにして、梅雨や台風シーズンの後にしっかり掃除をするという感じで良いかと思います。
全体のしっかり掃除はたまにで良いと思いますが、物干し竿などを置いている場合は、それだけでも定期的に掃除しておきましょう。