幼稚園の年長さんになる頃には、仕上げ磨きの前の自分みがきも上手になってくる子も多くなってくるかと思います。
ただ、我が家の子供たちは、口にくわえるだけだったり、10秒ぐらいシャカシャカするぐらいですぐに終了。
「このままではダメだ!」ということで、前から気になっていたポケモンの電動歯ブラシを試しに購入してみました。
子供用の電動歯ブラシって?
子供用に電動歯ブラシの購入を考えはじめたときに気になってくるのが、「どんな種類が良いのか」や「何歳から使えるのか」だと思います。
実際に我が家でも「幼稚園の子でも使えるのかな?」と購入前にいろいろと調べました。
そこでまずは子供用の電動歯ブラシについて紹介します。
種類がある?
元々は「電気で振動する歯ブラシ」という単純なことしか知らなかったものの、調べてみると電動歯ブラシにもいろんな種類が…。
電動歯ブラシといっても、次のように種類によっていくつか違いがあります。
ブラシのタイプ | 「振動型」と「音波型」 |
電池のタイプ | 「充電式」と「電池式」 |
あと他にも「LEDライト付き」や「アプリと連動する」などの、プラスの機能がついている歯ブラシも販売しています。
ブラシのタイプ
ブラシのタイプには、大きく分けると「振動型」と「音波型」
振動型は、よくあるブラシが振動するタイプ。
ブラシが回転するタイプの方が磨き残しも少なくなるのでオススメです。
音波型は、振動型よりも細かい音波振動なので歯垢もより落としやすいタイプ。
価格が上がってもしっかり磨きたい場合は音波型を選ぼう。
電池のタイプ
電池のタイプは「充電式」と「電池式」の2タイプがあります。
これについては、圧倒的に充電式のタイプがオススメ!
価格は少し上がるものの、電池切れの時の手間暇を考えると充電式の方が楽です。
子供は何歳から使える?
ブラシの先の細かい振動とはいえ、小さな子供の場合は大丈夫なのか不安になる人も多いはず。
実際、電動歯ブラシを使い始めるのは、自分で歯みがきができるぐらいの5~6歳になってからの方がいいかなと思います。
ちなみに購入したブラウンオーラルBでは、3歳以上から使い始めることができるとの事ですが、3歳ぐらいの時は大人が電動歯ブラシで子供の仕上げをするイメージです。
子供が大きくなるまでは、電動歯ブラシを使っていても「仕上げみがき」は必須ですね!
歯みがきの方法は基本的には通常の歯ブラシと同じでOK。
→ 子供を虫歯にさせない!嫌がる2歳児向けにオススメの歯磨きの方法
子供用の電動歯ブラシはお手頃価格
大人用だと数万円する電動歯ブラシも結構ありますが、比べると子供用電動歯ブラシの場合は少しお手頃価格です。
数百円~3000円ぐらいのものが多く、高くても1万円いかないというぐらい。
「電波型」>「振動型(回転ブラシ)」>「振動型(通常)」の価格設定で、そこに電池タイプや追加機能で価格が変わってきます。
振動型(通常)電動歯ブラシ
振動型は価格が安いものも多いです。
とくに電池式のタイプだと数百円で買えます。
振動型(回転ブラシ)電動歯ブラシ
振動型の中でもブラシが回転するタイプは、千円~3,000円ほどになります。
少しの差なのでお試し用の場合でも、回転ブラシの方がいいかなと思います。
音波型電動歯ブラシ
歯垢をしっかり落とすなら音波型で、振動型と比べると少し価格は上がってきます。
とはいえ、ちょっと良いやつでも1万円ほどなので、身構えるほどでもないかもしれません。
ただ、替えブラシも考えると、しっかり使える場合に購入するといいかもですね。
子供用のポケモン電動歯ブラシを使用してみたメリット・デメリット
そんないろいろとある中、我が家で購入したのが「ポケモン電動歯ブラシ」。
子供2人ともに同じ歯ブラシにしましたが、付属しているシールなどで見分けはつきます。
購入ポイントは、子供が気にいった(見た目)ことと、ブランドもブラウンで安心かなと思ったことです。
そして、実際に使って感じているメリット・デメリットは、
- 【メリット】自分から歯みがきを始められるようになった
- 【メリット】自動で動くので前よりしっかり磨けている
- 【メリット】長い時間歯みがきをできるようになった
- 【デメリット】替えブラシの価格が少し高い
- 【デメリット】途中で飽きる時がくる
という部分です。
自分から歯みがきを始められるようになった
子供用に電動歯ブラシの購入を考えているご家庭は、「子供が自分でする歯みがきをがんばって欲しいから」という理由が多いと思います。
大人でも歯みがきは面倒といえば面倒なので、子供だとその気持ちがより強いものです。
でも、新しいものは使ってみたい心理が子供もあるようで、使ってみたい欲求が強く自分から歯磨きを始めるようになりました。
そして、そこで習慣がついたのか、ある程度の日数が過ぎてからもご飯の後で歯磨きをするように!
子供の自分みがきが上手になる
子供が自分1人で歯みがきした時も電動歯ブラシを使うと、普通の歯ブラシに比べて上手に歯みがきができてました。
というのも、今まで下の子(幼稚園)は手を動かさず歯ブラシを口にくわえたままの時間が長かったのですが、電動歯ブラシでは振動しているからかその時間がなくなりました。
しかもポケモン電動歯ブラシは回転ブラシなので歯に当てるだけで磨けるので、通常の歯磨きよりも歯みがきの精度が上がります。
長い時間歯磨きができる
歯をしっかりとみがく場合は、どうしてもある程度の時間が必要です。
ただ、子供の頃はとくにササっと歯みがきして終わらせてしまいがち…。
そんなときに便利なのが、ブラウンの専用ウェブコンテンツ「ポケモンブラッシングマスター」!
2分間の歯みがきでポケモンが出てくる動画で、動画を見せながらだと、子供も楽しく歯科医推奨の2分間歯みがきができます。
替えブラシの価格が少し高い
電動歯ブラシを購入する上で気になることの1つは替えブラシではないでしょうか。
歯ブラシは1ヶ月に1回換えるのが良いといわれていますが、電動歯ブラシの替えブラシは普通の歯ブラシを買うよりも少し価格が高めです。
ブラシの消耗の早さは、我が家では普通の歯ブラシと同じぐらいでした。
ちょっと良い歯ブラシを使っているという感じですね。
途中で飽きる時がくる
電動歯ブラシを使用すると「ずっと上手に歯みがきができる」とも限りません。
やっぱり子供も電動歯ブラシに慣れてしまって、逆に普通の歯ブラシを使いたがる時がくる場合があります。
ただ、少し時間が経つとまた使い始めたので結果的には使い続けています。
仕上げ磨きにも使えるのでオススメ
今回、元々は子供の自分みがき用に購入した電動歯ブラシですが、仕上げ用として使っても効果的。
歯に当てるようにみがくので力を入れ過ぎることもなく、大人も仕上げみがきが楽にできる感じです。
ただ、ブラシは少し大きめなので仕上げみがきする時は、子供にしっかりお口をあけてもらう必要があるのは要注意。
あと、歯ブラシだけでは取れない場所はどうしてもあるので、我が家では仕上げの仕上げとして歯間ブラシも併用しています。
いろんなアイテムが増えすぎると結局使わないことも多いので、しっかりと考えて便利なアイテムは購入するのもアリだと思います。
子供の虫歯ゼロを目指してがんばっていきましょう!