以前にお風呂の鏡の曇り取りで大活躍した水垢用洗剤の「茂木和哉」。
水垢汚れの研磨剤としての効果がある事は分かったものの、お風呂の浴槽など傷つくと汚れが溜まりやすくなる場所には使えないのが残念だなと思っていました。
しかし、よくよく調べてみると、いつの間にかバスタブ用の茂木和哉が販売されているのを発見!
今回は、「茂木和哉バスタブ用」を購入したので、使用感を紹介します。
茂木和哉とバスタブ用の違いは?
水垢用洗剤の茂木和哉ですが、バスタブ用になると何が違うのでしょうか。
商品説明などを見てみると、それぞれの1番の違いは「使用できる場所」になると思います。
通常タイプは、「鏡やフライパン等の傷つきにくい物のみに使用するもの」で、バスタブ用は、「バスタブやプラスチックなどにも使用できるもの」になります。
全体的にみた通常の茂木和哉とバスタブ用の主な違いは下記の通り。
茂木和哉(通常タイプ) | 茂木和哉(バスタブ用) | |
---|---|---|
使える場所 | 鏡やフライパン等のみ使用可 | バスタブやプラスチック製品にもOK |
液性 | 弱酸性 | 弱アルカリ性 |
内容量 | 200ml | 150ml |
上記の通り、バスタブ用の方が使える場所は多くなりますが、鏡などに使用する時は、通常タイプの方が効果的です。
また、「酸性」と「アルカリ性」で液性も違うので、取れる汚れの種類も違ってきます。
実際に汚れを落とす場合は、掃除する場所によって使い分けると良いですね。
バスタブ用でも、何にでも使えるわけではなく、コーディングされていたり、塗装してある物の場合は、使用は出来ません。
ネットでの評判は悪い?
なかなか取れない水垢汚れが取れたので、個人的にかなり信頼している洗剤の茂木和哉ですが、実はネットでのレビューの評価は結構低い評価も多いんですよね。
実際には汚れの種類や状態なども関係してると思いますが、期待したけど汚れが取れなかったというレビューがちらほらと見られます。
ただ、個人的には、どちらかと言うと使用方法の影響が大きいのではないかなと思っています。
というのも、私自身が通常版の茂木和哉をお風呂の鏡に使用した時に、初めは「全然汚れが取れないな〜」と思っていたからです。
研磨剤として使うと効果大
茂木和哉は、洗剤という考え方よりもお風呂でも使える洗剤効果もある研磨剤と考えた方が、良い感じで使えると思います。
そもそも商品裏に記載されている品名は、「水垢用磨き剤」とか「水垢用クレンザー」だったりします。
普通の洗剤で汚れを落とすと考えると、浮かした汚れを拭き取るというイメージが強いのではないでしょうか。
なので、汚れを拭き取るように普通のタオルなどで擦ると、細かい研磨剤の部分がタオルの隙間に入ってしまい、研磨剤としての効果が半減してしまいます。(想像ですが…)
以前にお風呂の鏡に使用した時は、サランラップを使う事で、めちゃくちゃ綺麗になったので、この考え方もあながち間違いでも無いだろうと思ってます。
サランラップの場合は、研磨剤の擦る力を逃さないので、汚れをしっかりと取れるからです。
そんなわけで、今回の茂木和哉バスタブ用でも初めからサランラップを使用してみました。
実際に浴槽の汚れが落ちるか試してみました
今回汚れを試してみたのは、浴槽のうっすらとした青い汚れです。
汚れによっては、下記の記事のように、アンモニア水などを使った掃除の方が早いですが、それでも上手く取れない汚れがあったので、茂木和哉バスタブ用で綺麗に出来るかを試してみました。
擦っただけじゃ取れない!?お風呂の浴槽の青い線の掃除方法
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茂木和哉バスタブ用での掃除の仕方
色々と試してみて、個人的に1番良い感じに汚れが取れた掃除方法を紹介します。
とは言うものの、単純に次の3つをしただけです。
茂木和哉での掃除方法
- 適量をサランラップに取る
- 円を描くように擦る
- 水で洗い流す
適量をサランラップに取る
私の場合は、汚れている箇所に直接つけるのではなく、都度サランラップにつけてから掃除しています。
なぜかというと、直接つけようとした場合、1回でなるべく広い範囲を掃除したくて、少しつけ過ぎてしまうからです。
茂木和哉バスタブ用は、乾いてしまうと洗浄効果が低くなってしまうのですが、先に洗剤を出し過ぎると、その範囲を掃除する前に乾き始めてしまう事があります。
上の写真ぐらいの量で、部分毎に適量をとって掃除していくのがオススメです。
円を描くように擦る
汚れが付いている箇所は、手触りにザラッとした違和感を感じるので、そこを中心に円を描くように擦っていきます。
1方向に擦るのも良いと思いますが、円を描くようにした方が、汚れのある箇所が分かりやすく、無駄なく汚れが取れるかと思います。
水で洗い流す
最後はシャワーなどを使って、水で洗剤を洗い流すだけです。
この時に手やスポンジで軽く擦りながら洗い流すと、落ちた汚れや洗剤も残らないので、面倒くさがらずにしっかりと洗い流しましょう。
浴槽の洗剤で落ちない汚れが落ちた
そうして茂木和哉バスタブ用を使って、お風呂の浴槽掃除をしてみたところ、思った以上に綺麗になりました。
ちょっと分かり難いかも知れませんが、茂木和哉バスタブ用で擦った側は、青い汚れがかなり落ちました。
おそらく、アンモニア水で落ちなかった部分は、水垢が厚い層のようになってしまい、表面だけを綺麗にしても汚れが落ちきれていなかったのかも知れないです。
手で触ってもザラザラ感の無かった場所が、茂木和哉バスタブ用で擦っている時は、所々で引っ掛かりを感じたので、汚れにも色んなタイプがあるんだなと思いました。
また、左の擦っていない側と比べて、全体的にちょっと白くなったので、パッと見では黒く汚れている気は全然しなかったのですが、少しずつ汚れてきていたみたいです。
ちなみに、浴槽が少し削れてしまうのではないかと少し心配していたのですが、我が家の浴槽(普通のユニットバス)では全く問題なかったです。
浴槽に落ちない汚れがある方は、茂木和哉バスタブ用を試してみてください。
お風呂の鏡の曇り取りに通常の「茂木和哉」を使った効果は、こちらの記事を参考にしてください。
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