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脱水症状の水分補給に!経口補水液の効果や飲み方、緊急時の自宅での作り方を紹介します

水分補給

ここ数年で夏は最高気温の記録更新したり、冬は暖冬かと思いきや寒かったりで、体調を崩しやすい気候が多くなってきている気がします。

特に、夏は熱中症・冬は胃腸炎と、脱水対策の水分補給は1年中必要になってきますね。

今回は脱水症状の時の水分補給に効果的な経口補水液の効果や飲み方、自宅での作り方を紹介したいと思います。

 

経口補水液の効果

熱中症や胃腸炎の時には、脱水対策として定番となっている経口補水液

経口補水液は、電解質と糖質を適量ずつ配合したもので、軽度から中等度の脱水状態時に、水分や電解質を補給・維持するのに適した飲み物になります。

市販されているものでは、大塚製薬のOS-1(オーエスワン)などが、経口補水液として一般的ですね。

単純に水分の補給だけでなく、汗をかくと失われる「ナトリウム」や嘔吐や下痢などで失われる「カリウム」なども補給できる事が、最も特長的な効果ではないでしょうか。

ただ、スポーツドリンクなどの清涼飲料水との違いについては、細かくはあまり知られていないような気がします。

 

清涼飲料水との違いは?

経口補水液と清涼飲料水は、どちらも水分補給に優れた飲み物ですが、それぞれに効果的な場面は変わってきます。

どっちがどんな物かは、OS-1が「経口補水液」で、ポカリスエットが「清涼飲料水」と考えると分かりやすいですね。

清涼飲料水は、いろんなタイプのものがありますが、ここでは一般的にスポーツドリンクと呼ばれているものとの比較をみていきます。

経口補水液が効果的な時

脱水症状など軽度から中度の脱水状態になった時の水分補給として飲むのが効果的です。

経口補水液の味は、健康な時に飲ると「しょっぱ甘い」ので、清涼飲料水のように「美味しい」と感じる人は少ないかと思います。

ただ、脱水状態になっている時は飲みやすく、「アレっ、こんな美味しかったっけ?」と感じる事も多いのではないでしょうか。

元々の起源は、専用の器具や技術のなくても、点滴のように水分や電解質を補給できるものとして開発されたようです。

 

清涼飲料水が効果的な時

スポーツドリンクと呼ばれているように、スポーツなどで汗をかいた時の水分補給で飲むのに効果的です。

この成分は汗の成分に近い内容なので、脱水症状を予防するための飲み物となります。

経口補水液と比べても糖分が多く、飲みやすいのが特長で、日常生活の中でも良く飲まれる飲み物ですね。

 

自宅でも作れる経口補水液

経口補水液は自宅でも作る事が出来ますが、基本的には自分で作るのではなく、市販のものを購入するのが1番です。

そんなに高いものでもなく、賞味期限も長いので、家に1〜2本ほど買い置きしてあれば、少し安心です。

とは言うものの、ちょうど家に買い置きがない状態で、子供が熱射病などで脱水状態になってしまった場合は、買い物にも行けずに急ぎで水分補給をしてあげたい時があると思います。

そんな時には、下記の分量で経口補水液を作ってあげましょう。

自宅で経口補水液を作る材料

  • 水:1リットル
  • 砂糖:40グラム
  • 塩:3グラム

作り方は、ズバリ上記の材料を混ぜ合わせるだけの簡単なものになり、あとはレモンを少し入れる事で味を調整します。

自宅で経口補水液を作る場合には、分量を正しく作る必要がありますので、適当に作らずにしっかりと分量を測って作りましょう。

作った経口補水液は、開封前のペットボトルとは違い、消費期限は1日以内です。

一度に作り過ぎないようにしましょう。

 

出来れば市販のものを購入しよう

先ほども言いましたが、経口補水液は出来れば市販のものを買い置きしておくようにしましょう。

なぜかと言うと、まず自宅で作る場合は、分量を正しく作らないと十分な効果が出ないからです。

そして、むしろ体調が悪くなるような逆効果になってしまう場合もあるので、注意が必要となってきます。

また、自宅で作った経口補水液では、夏場の汗で失われるナトリウムは取れますが、冬場の胃腸炎などでの嘔吐や下痢といった症状で失われるカリウムが不足してしまいます

胃腸炎などで脱水状態になった時は、市販品のカリウムも含んでいるOS-1などで補給をするようにしましょう。

ペットボトルがかさばるという場合は、粉末タイプのものを常備しておくのも良いかも知れませんね。

 

経口補水液の飲み方

いざ脱水症状などになった場合ですが、経口補水液をがぶ飲みしないようにしましょう。

ゴクゴクと一気に飲むと、水分や電解質が上手く吸収できない場合があります。

ゆっくりと少しずつチビチビ飲んでいくのが、正しい飲み方になります。

また1日に飲む量の目安も決まっていたりするので、下記の表を目安に飲み過ぎないように気をつけましょう。

OS-1の1日の摂取目安量

学童〜成人(高齢者を含む)500〜1000ml
幼児300〜500ml
乳児体重1kgあたり30〜50ml

乳児などの小さな子供が飲む場合は、いきなり経口補水液を飲ませるのではなく、病院で診察を受診してから飲ませるようにした方が安心だと思います。

 

出来れば健康なまま過ごしたいところですが、我が家では胃腸炎になる率がかなり高いので、経口補水液は必須だったりします。

経口補水液を正しい量を正しい飲み方で飲む事で、熱中症や胃腸炎での脱水症状を改善していきましょう。

 

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