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二次感染を防ぐのが大事!家族が胃腸炎になった時はしっかり対策を!

手に付いたウイルス

つい先日ですが、子供が胃腸炎になってしまい、世の中で流行していたインフルエンザにはかかっていないのに、家族が全員寝込む事になってしまいました。

インフルエンザの場合は、流行する時期もある程度は分かっていたり、前もって「手洗いうがいをしましょう」や「予防接種をしましょう」という情報が多かったりしますが、胃腸炎は流行するまではいつ頃に起こるかも今一分からないので、対応についても後手後手になる事が多いように思います。

そして何より恐ろしいと感じたのは、子供が小さい時ならではの感染力でした。

場合によっては、家族が全員がダウンする事もあるので、要注意です。

 

子供の胃腸炎の原因

胃腸炎の原因には、ウイルスや細菌によるものがほとんどで、傷んだ食べ物などが原因となる食中毒はどちらかというと少ないと言われています。

また、小さな子供の場合は胃腸炎の約70%がウイルスが原因の胃腸炎で、ウイルス性の胃腸炎は感染によって集団発生しやすいものになるため注意が必要です。

 

子供の胃腸炎に多いのは?

子供の胃腸炎に多いのはウイルス性の胃腸炎で、中でもノロウイルスやロタウイルスなどが寒い時期に流行しやすいです。

どちらも嘔吐や下痢が続く事が特徴ですが、ロタウイルスの方が期間が長く高熱が出る事も多いので大変な印象があります。

実際に我が家でかかったのもロタウイルスでしたが、3〜4日ほど症状が続き大変でした。

 

かかった時の対処法

胃腸炎にかかった時は、嘔吐が落ち着くまでは何も食べないようにした方が良いでしょう。

我が家でも食欲もないので、少しぐらい食べなくても大丈夫でした。

無理に食べても嘔吐や下痢がひどくなる場合が多いので、脱水症状にならないようにOS-1などで少しずつ水分を取るぐらいにしましょう。

少し落ち着いてくれば、少しずつ消化の良い物を食べていきましょう。

ちょっと汚い話ですが、まだ回復しきっていない時に、喉が渇いたからといきなりアクエリアスなどをゴクゴク飲むと、すぐにそのままトイレに還元する事になります。

 

子供が小さい時の感染対策

今回1番書きたかった事は、小さな子供が胃腸炎になった時の家族の感染対策です。

子供が小さい内は、我慢できずにいろんな所で嘔吐してしまうと思います。

ロタウイルスの場合は、経口感染だけでなく、接触感染でも感染するため、子供のお世話をする際も注意が必要です。

我が家はここに失敗したために、家族全員が胃腸炎で次々と寝込んでいってしまいました…。

 

我が家の失敗事例

長女3歳・長男1歳の時ですが、ある日長男が朝から嘔吐してしまい、翌々日にお母さん、その次の日に長女、最後にお父さん、というように次々とダウンしていきました。

正直、両親ともに自分達は大丈夫というよく分からない理由で、感染対策を怠っていたのが原因でした。

そこから得た教訓(もしかすると当たり前の事かも知れませんが…)は次の3つです。

 

【教訓1】一緒にお風呂に入らない

長男の症状が少しマシになった時に汗を流すため、短時間ですがお母さんと一緒にお風呂に入ってしまいました。

その翌日の夜に見事に感染してしまいました。

少し汗をかいた場合は体を拭いてあげるなどして、少しの間は出来るだけお風呂は控えましょう

また、もし子供が1人で入れる場合は、最後に入るようにすると感染の予防になります。

 

【教訓2】消毒はしっかりとする

嘔吐してしまった後は、乾燥する前にすぐに綺麗にしましょう。

乾燥してしまうと、換気しないと空気中にウイルスが舞っている状態となってしまいます。

また、我が家では最初はアルコールで消毒していましたが、長女も感染したあたりで「もしかしてアルコールじゃダメ?」と思い調べると、アルコールだけでは効果が少ない事が分かりました。

ロタウイルスやノロウイルスの場合は、アルコールに抵抗力があるので、次亜塩素酸ナトリウムなどで消毒をしましょう。

初めて知った時は、「普通の家にそんな物無い!」と思ったものの、意外とありました。

子供が小さい場合は家に「ミルトン」がある場合が多いと思いますが、そのミルトンが次亜塩素酸ナトリウムだったのです。

困った時はミルトンを使いましょう。

 

【教訓3】マスクだけじゃ予防できません

消毒もちゃんとして、口や鼻でウイルスを吸い込まないようにマスクをして、これで完璧と思っていた所で最後にお父さんが感染しました。

すぐ手を洗えば良いやと思い、タオルを使っているものの素手で子供の吐瀉物を処理してしまったので、新たに感染してしまいました。

当時は口や鼻などに入らなければOKと思っていたのですが、先ほど書いたようにウイルス性胃腸炎は接触感染でもかかる場合があるので、マスクだけでは感染予防が出来ませんでした。

子供達が嘔吐した場合は、マスクだけでなく、手袋もちゃんと着けておきましょう。

 

二次感染対策の必須アイテム

私の思う胃腸炎の感染対策の必須アイテムは次の4つです。

マスク

使い捨てゴム手袋

ナイロン袋

次亜塩素酸ナトリウム

​とりあえず感染対策としては、これらで「ちょっとやり過ぎかな?」と思うぐらい注意してようやく意味があると思います。

 

我が家は順番に治っていった事と近くに実家があった事で何とかなりましたが、これが近くに知り合いのいない場所で同時に発症したらと考えるとかなり恐ろしいです。

子供が胃腸炎になった場合は親が助ける必要があるので、少し薄情な感じですが完全防備した上でお世話をして、出来る限り自分達もダウンする事のないように気をつけましょう。

 

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