アウトドアで虫に刺された時の応急処置で活躍する「ポイズンリムーバー」。
子供が大きくなってくると、家族でキャンプやBBQをする機会も増えるので、前もってポイズンリムーバーを購入しました。
今回は実際に毒を吸い取る吸引力や子供にも使えるかなどの感想を紹介します。
ポイズンリムーバーって?
日常ではなかなか使う機会もないので、「ポイズンリムーバー」という名前を最近知ったという人も多いのではないでしょうか。
ポイズンリムーバーは、下記の「アウトドアでの虫対策!家族でのキャンプでは準備が大切」の記事でも紹介しましたが、毒のある虫に刺されたり噛まれたりした時に使用する応急処置グッズになります。
虫対策の記事はコチラ
アウトドアでの虫対策!家族でのキャンプでは準備が大切
続きを見る
ポイズンリムーバーを購入するなら
ポイズンリムーバーですが、結構いろんなメーカーから販売されています。
高いものでも数千円ぐらいなので、無理しなくても割と手軽に購入できる価格ではないでしょうか。
あと、意外なんですが、1〜2年といった品質保証がついている商品もあります。
価格は吸引力の強さや吸引カップの種類の多さなどで変わってくるようですが、機能的には私も購入した一番安いやつでも全然OKかなと思ってます。
ただ、持ち運びを考えると、いざという時に忘れないようにケース入りのタイプの方がオススメです。
ケースが無い場合は、しっかりと管理していないと、必要な時にすぐに見つからない事もあると思います。
ケース入りタイプの方が少し価格は高くなりますが、吸引力が強かったり、いくつかの形状の吸引カップが入っているものが多いので、損をするという事はないです。
ポイズンリムーバーの使い方
ポイズンリムーバーの使い方ですが、とくに説明書を読む必要もないぐらい簡単です。
虫に刺された時などに毒を吸引する方法は、単純に次の3ステップになります。
- 患部に合わせた吸引カップを着ける
- 患部に真っ直ぐにあてる
- 毒を吸引する(レバーを押すタイプと引くタイプがあります)
基本的には、患部にあててレバーを引く(押す)だけです。
毒の吸引は、30〜60秒を何度か繰り返して、患部から毒・毒針を抜き取りましょう。
また、あくまで応急処置になるので、吸引後は軽く水で洗い流してから薬を塗ったり、病院に行ったりと処置をする必要はあります。
注意ポイント
ポイズンリムーバーで毒を吸引する場合は、刺されたり噛まれたりした後、すぐに毒を吸引する必要があります。
例えば、マムシなどに噛まれた場合は、15分後の使用では効果も少なくなってきて、30分以上経つと、ほとんど効果はありません。
実際に使ってみました
購入後、特に虫に刺された訳ではありませんが、いざという時に備えて実際に使ってみました。
私が購入したのは、先ほども紹介したコレです。
このポイズンリムーバーは、吸引する時にレバーを引くタイプになります。
押すタイプは試していないので分かりませんが、引くタイプは片手で簡単に出来るので便利です。
それほど強い力を入れないでも吸引可能でした。
結構強い吸引力もあり、使った後は少し跡が残ります。(ちなみにホクロを患部に想定してみました)
写真の小さい跡は、吸引カップの小さい口の方で試した跡になります。
使ってみた感想は、大きい口だと、ちょっと痛いぐらい吸引するので、実際に虫に刺された時も効果はありそうだと思いました。
針の無い注射器と掃除機の間みたいなものなので、危険な部分も特にありませんので保管も楽です。
もしもの時に子供にも使える
もし子供が虫に刺された時などに、子供にもポイズンリムーバーが使う事ができるかどうかですが、基本的には問題なく使えると思います。
また、使い方も簡単なので、小学生以上の子供になってくると、自分でも問題なく使えるのではないでしょうか。
ただ、先ほどの感想でもありますが、しっかりと吸い上げる場合は、そこそこ痛みがありますので、注射の嫌いな小さい子供だと蚊にちょっと刺されたぐらいで使うのはかわいそうかも知れません。
先ほどの写真で試したのが朝なのですが、夕方になってもこんな感じでうっすらと跡が残っていたりします。
翌日には跡も綺麗に消えていましたが、そこそこ強い吸引力というのが分かりますね。
子供に使うのは、蜂などの強い毒のある虫に刺された場合などに使ってあげるのが良いかも知れません。
刺された痛みや後で腫れる事を考えると、1日ほど跡が残ったところで全然大した事ではないと思います。
応急処置グッズとして管理しよう
アウトドア以外でも、日常のガーデニング中や洗濯中、庭で遊んでいる時などで、虫に刺された時の応急処置グッズとしても使えますので、ポイズンリムーバーを持っていない人は購入しておくと少し安心です。
絆創膏などと一緒に入れておくと良いかも知れませんね。
あとは、いつの間にか子供のおもちゃになってしまい、もしもの時にどこにいったか分からないという事がないようにしっかりと管理はしておきましょう。