毎年2~3月頃になって来ると飛び始めるスギ花粉やヒノキ花粉。
小さい頃から数年前まで、ポケットティッシュでは追いつかないぐらいの鼻水と目のかゆみでかなり苦しんでました。
甜茶や花粉症対策の飴など色々試してきましたが、花粉症に一番効果的だったのが乳酸菌でした。
花粉症対策と言えば?
花粉症のつらい症状の時は、病院に行って治療するのが1番です。
花粉症は発症してしまった後は、自宅での治療で治すのは難しく、治すためには基本的に病院での治療が必要となってきます。
とは言え、実際は中々病院に行くタイミングが無かったり、軽い症状だと面倒くさいというのが本音だと思います。
下記の対策では、発症するのを抑えたり、症状を軽減したりする方法を紹介します。
花粉との接触を減らす
生活していく上で、完全に花粉を遮断する事はまず難しいです。
ただ、花粉との接触を減らす事で、花粉症の症状を軽くする事などは可能なので、自分で出来る範囲での工夫はしていった方が良いでしょう。
外出時の服装は花粉が付きにくい物を着る
花粉が多い日や飛散の多いお昼の時間帯などは、なるべく外出を控えたいところですが、実際そうはいかない場合も多いです。
花粉症の季節に外出する時は、しっかりと花粉から守る服装を心掛けましょう。
具体的には、定番の「マスク」、「メガネ」の他にも「帽子」、「マフラー」などがあります。
ちょっと怪しい人に見られそうですが、周りを良く見てみると同じような人が意外とたくさんいるはずです。
また、まだ寒い時期でコートを着る事が多いと思いますが、表面のツルっとした花粉のつきにくい素材の物を選びましょう。
家に入る時は、玄関の前で軽く服を払い、家の中に花粉を持ち込まない事、帰ってからの手洗いうがい、洗顔はしっかり行い、体から花粉を落とす事も大切です。
家の中の花粉症対策
家の中の花粉症対策は、基本的には花粉を家に入れない、花粉がつく所をしっかり掃除する事です。
具体的には次のような事柄が挙げられると思います。
窓やドアをしっかり閉める
外に干した洗濯物は軽くはたいてから取り込む
出来る限り毎日掃除機をかける
直接触れる事の多い布団や枕は軽く拭き掃除をする
空気清浄器を設置する事も効果的です。
食べ物や飲み物で和らげる
花粉症に良いと言われる食べ物や飲み物は、テレビなどでも「花粉症対策はコレ!」と毎年紹介されていますが、個人的に効果を実感出来たのは乳酸菌です。
これまで、れんこんや柑橘系、甜茶などを試してきましたが、私自身は特に効果は実感できませんでした。
おそらく、花粉症の程度や症状、個人のアレルギーに対する免疫力などで効果は変わってくるのかなと思います。
我が家ではR-1が効果あり
ちなみに私が試して効果があったのは「R-1」。
実は、ヨーグルトに入っている乳酸菌の種類には様々なものがあり、その中でも「R-1」の乳酸菌1073R-1株は、免疫力を活性化させるブルガリア菌になります。
数年前に物は試しと、定期購入で1日1本飲み始めてから、ここ数年は花粉症とインフルエンザにはなってないです。
ちなみに、宅配では上の写真のように瓶に入っていますが、スーパーやネットで購入する場合はペットボトルに入っています。
明治の人に聞いたところ、若干パッケージが違いますが中身はほぼ変わらないとの事でした。
乳酸菌は花粉症に効果的?
実際にR-1を飲む事で効果があったものの、本当にR-1が良かったのか、実は別の要因なのかが気になったので花粉とR-1について調べてみました。
腸内環境の改善がポイント
調べた結果としては、「R-1」が良いというよりも「乳酸菌」が花粉症に効果的という事が分かりました。
花粉症自体は免疫機能が過剰なアレルギー反応を起こしているため、免疫機能の半分以上がある腸内環境を整える事で、花粉症の症状を抑えたり、和らげたり出来るという事です。
ちなみに乳酸菌を取るタイミングは夜寝る前が良いと言われています。
飲んですぐに効果がある訳ではない
勘違いされがちですが、花粉症に特化した薬ではないので、R-1などの乳酸菌を飲んだからといって翌日から花粉症が治るという訳ではありません。
実は私自身も元々、飲み始めたものの初めのうちは、
「正直あんまり効果がないかな」
と思いながら、健康に良いだろうからとりあえず続けてみようという軽い気持ちで飲み続けていました。
そして2年ぐらい経った時に、
「そういえば最近は花粉症になっていない!」
と気づいた感じです。
花粉症対策として考えるなら、すぐに効くという効果を期待するよりも、花粉症になる前から日常的に対策しておく事が重要になってきますね。
体質によって合う・合わないとあるかと思いますが、R-1などの乳製品はインフルエンザにもなりにくいと言われるので、特に妊婦さんなど薬が飲めない人には試してみるのをオススメします。