子供が歩き回るようになってから、毎日のように食べ物や砂で床が汚れていきます。
最近は抜け毛も多いく、掃除機をかけてもかけても追いつかず一苦労です。
実家に行った時にルンバが置いてあり、「コレだ!」と思ったものの、「我が家の家計ではまだまだ購入には遠いな」と諦めていたところ、ホームセンターにて激安お掃除ロボットが売っていました!
長くとも短い家族会議の末、購入に至りましたので実際の使い心地や実家のルンバとの比較などをご紹介します。
安価なお掃除ロボットの実際の使用感は?
今回買ったお掃除ロボットはその名も「ロボットクリーナー」!
世の中のお掃除ロボット達が数万円が普通、1万円近くになると激安と言われている中、
ロボットクリーナーはなんと2千円弱でした!
白いボディにオレンジのラインがカッコイイ!
「いざ出陣!」とばかりにさっそく使ってみました。
使ってみて良かった部分
期待と不安が入り混じりながら使ってみましたが、フローリング部分やお風呂の脱衣所などでは使い勝手も良く、それなりに使えるかなと思いました。
特に良かったと感じた部分は次の通りです。
フローリングの掃除で使う分には十分
普段出来ないベッドの下の掃除も出来る
音は全然気にならないぐらい静か
4歳ぐらいの子供はすごい喜ぶ
お掃除ロボットを持っていると自慢出来る
フローリングの床で髪の毛や埃などの小さいゴミを掃除するのに適しているので、寝室のベッドの下や毛が落ちがちな脱衣所などで最も活躍します。
1回の電池交換(単三6個)で1時間程しか動かないようですが、1日にちょこちょこ使っても我が家ではまだ動いていたので、小さな部屋や部屋の一部分などに使用する場合は全然問題なしだと思います。
ただ、翌日に止まりました…。
残念だった部分
やっぱり価格が安いだけに求めすぎてはいけません。
先ほど良い部分をあげましたが、過度に期待し過ぎると傷つく事になります。
フローリング以外では全く使えない
吸い込み口が小さい
溜める事が出来るゴミの量が少ない
電池式なので取り替えが面倒
カーペットや段差に弱すぎるのは、箱にも「フローリング専用」と記載があるので、「まあ仕方ないか〜」と言う感じです。
ただ、1番メインの掃除機部分が想像以上にチープだったのは、ちょっとショックでした。
これも箱に写真が少し載っていたのですが、実物は予想以上でした。
長期間掃除していなかったベッドの下だった事もありますが、ほんの5~10分ほどでゴミのタンクが一杯になってしまいました。
ただ、少しガッカリする部分はあったものの、費用対効果を考えるとかなりお得だと思います。
買って損したという物ではなかったですが、普通に使うとランニングコストがかなり悪いので充電式の電池は必須です。
実家のルンバと比べてみました
せっかくなので、実家のルンバを借りてきて、ルンバとロボットクリーナーと比較してみました!
部分的にロボットクリーナーが健闘したところもありますが、お掃除ロボットでしっかり掃除をしたいならやっぱりルンバみたいです。
ちなみに家にあったのは、1番安いタイプのルンバでした。
それぞれの比較をザッと表にしてみるとこんな感じです。(個人の感想なので所々は結構適当です)
ルンバ | ロボットクリーナー | |
---|---|---|
大きさ | そこそこ大きい | けっこう小さい |
重さ | そこそこ重い | 子供でも余裕で持てる |
使える場所 | フローリングからカーペット・畳まで | フローリングのみ |
段差対応 | 珪藻土バスマットぐらいの段差は全然OK | カーペットぐらいの段差でもダメ |
お掃除の質 | 時間をかければ1部屋でもそこそこ綺麗に | フローリングの狭い部屋ならそこそこ綺麗に |
吸引力 | 一般的な掃除機の中〜強ぐらい 小さいプラスチックのおもちゃも吸い込む | 一般的な掃除機の弱ぐらい 親指ぐらいの大きさの厚紙が若干難しい |
音の大きさ | ちょっと気になる | 静か |
ランニングコスト | 安い(1時間で1円?) | 高い(1時間で単三電池6個) |
とりあえず思い付いた比較はこんなところです。
ルンバのココがスゴかった!
2つを比べてみると、下のランクのルンバでもお掃除ロボットとして全体的に上でした。
お掃除ロボットの1番の見せ所は人がいなくても掃除が出来る所で、それがルンバの人気の理由なんだと思います。
部屋全体を綺麗に出来る?
多少の段差を越える事ができて、カーペットや畳の上も掃除できるので部屋全体を掃除する事ができます。
お掃除ロボットは、お出掛け中とか他の家事をしている間に掃除してくれる事が最大の魅力だと思っています。
ルンバならお出掛け前にスイッチを入れておくと、帰ってきた時にお掃除ができた状態になっているのが嬉しいですね。
ちなみに上のランクのルンバだとタイマー機能などもあるので、毎日のスケジュールに合わせて掃除も可能です。
吸引力が違う!
ロボットクリーナーの吸引力が残念な感じだったので、このタイプは吸引力が無いのかと思っていました。
でも、実際ルンバを試したみたら、結構な吸引力があったので驚きました!
比例して音の大きさはそれなりに大きいですが、洗濯などの他の用事をしながらと考えると音は気にならないぐらいだと思います。
家にあったタイプは吸引口のローラーがブラシですが、上位モデルのルンバになると「AeroForce エクストラクター」なるものに変わります。
正直、実物を見てないので何とも言えませんが、説明だけでも何かスゴそうな感じです。
ゴミのタンクがそれなりの容量あるのも何気に嬉しいです。(ロボットクリーナーが少な過ぎなだけ…?)
ランニングコストが経済的
一定以上のお掃除ロボットなら充電タイプになりますが、ルンバならさらに1時間1円ほどのランニングコストで経済的!
上位モデルの場合は、カメラとセンサーが付いているので無駄な動きが少なくなるのでランニングコストもより軽減できるみたいです。
充電が切れそうになると自動で充電器の位置まで戻ってきて、自分で充電を始めてくれるのも手間が掛からなくて良いなと思いました。
適材適所で使い分け
子供がおもちゃを落とす事も多い家なら、ルンバだと小さなおもちゃも吸い込んでしまう事もあるので、あえてロボットクリーナーみたいな安価なお掃除ロボットの方が良い場合もあるかなと思います。
ただ、お片付けもちゃんと出来る環境だと断然ルンバ!
お出掛け中にしっかり掃除できるのは、やっぱり大きいです。
正直、リビングの一部や気になった部分を普通に掃除するなら一般的な掃除機の方が上なので…。
ちなみに、ルンバとロボットクリーナーの価格・性能ともに真ん中ぐらいを求めるならお掃除ロボットの「Take One」が人気みたいです。
個人的には次に買うなら子供たちが大きくなった頃に、スマホと連動するなどかなりハイテクになって来ている上位モデルのルンバを買いたい所です。
知らなかったのですが、今は買う前にレンタルも出来るんですね。
私自身はルンバに満足したものの、家や部屋の構造によっては微妙な場合もあると思いますので、費用は余分にかかっても一度お試しでレンタルした方が良いかも知れません。