車に傷がついた時に、少しの小さな傷なら高いお金で修理に出すのも戸惑う事ってありますよね。
かといって自分で補修しても「ちゃんと綺麗になるか分からない」というのが本音ではないでしょうか。
今回「KADDAKスマートタオル」という商品を使ってみたところ、簡単に補修できたので紹介しようと思います。
車の傷の補修方法は?
傷が使わなければ必要ないものの、やっぱり日常で車を使っていると、いつの間にか傷がつく事がたまにあると思います。
ぎりぎり通れるような狭い道を運転した時などで、道路まで伸びた木の枝で小さな傷がつけてしまったという人も多いのではないでしょうか。
しかも、駐車場に戻った時に、いつの間にか傷がつけられている場合もあります。
そんな時に、車のひっかき傷を自分で補修をする場合、基本的にはコンパウンドとタッチペンを使用するのが一般的ですね。
コンパウンドでの補修
コンパウンドとは、クリーム状あるいは液体状の研磨剤になります。
車が少し擦れてできた傷などは、このコンパウンドで補修をする事が多いです。
粒子が「粗めのもの」と「細かいもの」の2タイプのコンパウンドを使い、車についた傷の溝をなめらかにする事で、傷を目立たなくさせます。
補修のやり方は次の通り。
- 車の汚れをとる(洗車する)
- 粗めのコンパウンドで磨く
- 細かいコンパウンドで仕上げる
- 最後にワックスやコーティング剤で保護する
ちょっと手間ですが、軽く磨くだけでもそれなりに目立たなくなります。
タッチペンでの補修
塗装が少し剥がれている小さな傷の場合は、タッチペンを使う場合が多いです。
タッチペンを使う事で、少し深めな傷も少しマシになります。
色をちゃんと調べて買わないと少し不自然な色合いになっちゃいます。
車の塗装の色は、メーカーや車種、年式で変わってくるので購入前に確認しておきましょう。
タッチペンでの補修は次の通り。
- 車の汚れをとる(洗車する)
- コンパウンドで磨く
- 傷の周りにマスキングテープ貼る
- 少し盛り上がるぐらいにタッチペンで塗る
- タッチペンの塗装を乾燥させる
- 盛り上がった部分が平らになるようにコンパウンドで仕上げる
- 最後にワックスやコーティング剤で保護する
傷の深さによっても変わりますが、タッチペンを重ね塗りしている場合は、乾燥時間は1~2週間ぐらいみてからコンパウンドで仕上げてください。
小さな傷だとパッと見で分からないぐらいには、補修できたりします。
KADDAKスマートタオルが便利
基本的に自宅で車の傷を補修する場合は、先ほどのコンパウンドとタッチペンをよく使います。
ただ、このやり方だと結構手間がかかるので、ちょっと面倒くさいというのが本音です。
そこで、「なるべく楽がしたい!」したいと思って、今回試してみたのが「KADDAKスマートタオル」。
アマゾンなどの評価では、可もなく不可もなくといった感じだったので、今回思い切って購入してみました。
KADDAKスマートタオルって
KADDAKスマートタオルは、ユタカ電子株式会社が販売している商品で、クラウドファンディングサイトで880万円以上の出資を集めて完成した商品になります。
商品内容としては、「研磨剤」と「光沢コーディング剤」が合わさった感じみたいです。
使い方は後で紹介しますが、私の車にできた引っかき傷の補修作業は、ほとんど時間が掛からず簡単にできました。
深く削れている傷は、穴を埋める商品じゃないのでこれだけでは消えないと思います。
スマートタオルの使い方
スマートタオルの使い方は、パッケージの裏面にも記載がありますが、やる事も少ないので簡単です。
上のパッケージ裏面の写真のように、補修作業は基本的には下記の3つをするだけになります。
スマートタオルの使い方
- 車の汚れをとる(洗車する)
- スマートタオルで磨く
- 同梱のマイクロファイバーで拭いて仕上げる
パッケージの中に入っているのは、写真の通り「スマートタオル」・「マイクロファイバー」・「手袋」だけで、洗車をした状態体とこれだけで傷の補修ができます。
この拭き取り用のマイクロファイバーは、表と裏で形状が違っていて手袋みたいになっています。
拭き取りと仕上げで分けて使いましょう。
ただ、後述しますが、傷が少し深めだったり、車庫に屋根が無くて汚れやすい環境の場合は、もう一工夫した方が良いかも知れません。
スマートタオルを使った感想
商品については、先ほど説明したようなものになります。
ただ、「実際に使ってみた傷の補修具合はどうなのか?」が、特に気になる部分だと思いますので、使用した感想を紹介します。
実際の傷の消え具合は?
今回、傷の補修を試してみたのは、シルバーのプリウス。
車屋さんで修理する場合は、数万円かかると言われて断ったものの、自分で補修するのも面倒だなと思っていました。
実はこの車についてしまった傷に使ってみたくて、KADDAKスマートタオルを購入しました。
まずは、水で洗い流してからコンパウンドで軽く擦ってみた状態がこちらです。
そこまで念入りにしていない事もありますが、白い傷は結構残った状態です。
そこでスマートタオルを使ってみます。
スマートタオル自体は、白い液状の粉(?)がついている不織布っぽい見た目です。
とりあえず傷のある場所を適当に擦っていきます。
半分だけやって拭き取ってみましたが、「使用した箇所」と「使用してない箇所」の違いは写真の通り一目瞭然です。
傷全体に使用してみましたが、かかった時間は5分くらいです。
よく見ると傷は残っているのですが、元々と比べると全然目立たなくなりました。
バリアスコートで仕上げると効果的
実際に使ってみて、ほんの数分で先ほどのように傷が目立たなくなるので、「かなり使える!」と思っていたのですが、綺麗になった状態を維持したい場合は少し注意が必要です。
というのも、2週間後に見てみると、写真のように傷の部分が白く浮かび上がってきていました。
実は、以前の台風でカーポートの屋根が飛んでしまって、現在は野ざらし状態の車。
ちょうど3~4日ほど雨風の強い日が続いた事もあり、傷を目立たなくさせる光沢コーティング剤が取れてしまったのが傷が復活した原因かなと考えました。
そこで、すぐに車庫を用意する事も出来ないので、「バリアスコート」を使って、スマートタオルのコーティングの上にさらにコーティングを重ねてみました。
バリアスコートで上からコーティングすると、見た目もより良く仕上がり、撥水効果でスマートタオルの効果を長くしてくれますのオススメです。
商品の箱に入っているのは、スプレー缶とマイクロファイバー2枚だけで、コーティングの際の使用方法もスマートタオルと同じで簡単仕様。
使い方は使用箇所にスプレーをして拭き取るだけです。
コーティング成分をしっかりと浸透させる為にも、1〜2日は雨にあたらないようにしましょう
私の場合は、当日も翌日も晴れの予報のはずが、コーティングした夜から雨が降り始めてしまいました。(なぜか傷の補修をすると雨が続く不思議…)
その後も2〜3日ほど雨が降りましたが、光のあたり具合で変わってくるものの、2週間後に見てみても傷はあまり目立たない状態でした。
補修をするなら天気の良い日が続く日を選んだ方が、綺麗で長持ちすると思います。
簡単に車の傷を補修する方法
改めてですが、なるべく楽に車の傷を補修したい場合は、下記の3つがあれば軽い引っかき傷の場合は結構補修できると思います。
- スマートタオル
- バリアスコート
- 雨風を防ぐ車庫やカーポート(長持ちのため)
今回は傷の補修についての紹介でしたが、何気に車庫やカーポートも補修の効果を長持ちさせるためのかなり重要な部分になります。(私は今無いですが…)
あと、汚れで傷が浮き上がる事もあるので、定期的な洗車もめちゃめちゃ大事です。
車を綺麗な状態で維持するためにも、傷の補修や車の保管をしていきましょう。