いろんな掃除方法を試していく中で、「掃除の基本を学ぼう!」と思い立ち、ついに「クリンネスト1級」を取得しました。
クリンネストは「掃除の資格」で、1級の取得方法はいくつかあるのですが、一番早くて安い方法がユーキャンでの受講。
私もユーキャンで資格を取ったのですが、掃除の勉強もしっかり出来たのでオススメです。
今回は、クリンネストが「どんな資格なのか」や「資格取得の方法はどうするのか」を紹介します。
掃除について「もっと詳しく勉強したい」「資格を取りたい」という方は参考にしてみてください。
お掃除の資格「クリンネスト」
暮らしに関する資格はいろいろとありますが、その中でも掃除に関する資格として有名なのが「クリンネスト(お掃除スペシャリスト)」。
クリンネストの資格は、「NPO法人ハウスキーピング協会」が認定する資格で1級と2級があります。
クリンネストの名前の由来は、「クリンネス(cleanness)」と「スペシャリスト(specialist)」。
清浄度や清浄を意味するクリンネスのスペシャリスト、つまり掃除のプロという意味の資格になります。
どんな事が学べる?
クリンネストの資格を取得するための勉強は、もちろん「掃除の方法・知識」です。
2級と1級で学べる内容は、それぞれ次の通り。
かなり汚れてしまった場所の掃除というよりも、ひどい汚れにならないための日々の掃除方法や考え方が学べます。
クリンネスト2級で学べる内容
クリンネスト2級は、家庭内のお掃除について、基本的な考え方やスキルが身についていることを証明する資格です。
学べる主な内容は、掃除の考え方などの基本的な内容です。
「スケジュールの立て方」や「楽に掃除するには何を考えるか」といった基本を5つのメソッド中心に学びます。
掃除のプロの考え方が分かるので、雑誌の特集で下手に掃除方法を学ぶよりも役立つはずです。
また、各場所の掃除するポイントや効率的な流れについても知ることができます。
クリンネスト1級で学べる内容
クリンネスト1級は、家庭内のお掃除について、より高度で具体的なスキルが身についており、「お掃除のプロ」としての考え方や技術についても必要条件を満たしていることを証明する資格。
こちらで学べる主な内容は、部屋ごとの掃除方法になってきます。
部屋に合わせて「どんな順番でどんな掃除をしていくのか」が細かく学べるので、よりイメージしやすい内容です。
2級でもポイント部分の掃除方法の説明がありましたが、1級になると部屋の隅から隅まで掃除方法が説明されています。
ここで学んだ掃除を常に続けていければ、家の中がホコリやカビだらけにはなりにくいはずです。
どんな時に役立つ?
クリンネストの資格を取ることで何ができるのかですが、1級を取得することでお掃除のプロ「クリンネスト」と名乗って活動することができます。
国家資格ではないので、資格があるから特別な何かができるというものではありませんが、肩書としては有るか無いかでイメージは変わってくるものです。
家事代行として働く場合など、プロフィールや名刺にクリンネスト1級と記載できるので信用度も上がってきます。
仕事として活用する場合は、
- 家事代行スタッフ
- 訪問介護員(ホームヘルパー)
- 整理収納アドバイザーと合わせてコンサルティング
などの一般家庭で掃除をするような仕事で役に立ってきます。
早い!安い!オススメの取得方法はユーキャン
クリンネスト1級の資格を取得方法は、次の2通りの方法があります。
- ハウスキーピング協会での取得
- ユーキャンでの取得
どちらで取得する場合でも、1級の前にまずは2級の取得が必要になります。
ユーキャンだと1級を取得する勉強の途中で2級を取るような流れなので、取得までの費用や早さを考えると、ユーキャンの方が安く早く取得できるのでオススメです。
ハウスキーピング協会での取得
クリンネストの資格を認定しているハウスキーピング協会では、次の2つのパターンで1級を取得することができます。
- 2級認定講座+1級通信講座
- 2級通信講座+1級通信講座
違いは2級の取得の仕方で、「会場やオンラインで1日講座(6時間)を受講する方法」と「通信講座でじっくりと受講する方法」に分かれます。
急いでいる人は1日かけて即取得して、普段の空き時間で勉強したい人は通信講座を受けると効率的です。
クリンネスト1級は通信講座のみの受講となります。
ユーキャンの通信講座での取得
ユーキャンでの通信講座では、「お掃除スペシャリスト講座」という名前でクリンネスト1級取得までの講座があります。
ハウスキーピング協会で取得する場合は、2級と1級が別々の講座としてあるので、それぞれの講座費用もかかってきます。
しかし、ユーキャンでは「1級を実践編」・「2級を基礎編」として、1つのコースで1級2級のそれぞれの資格が取得できます。
そのため、費用が半分近く安く済むのでかなりお得感満載!
講座での勉強内容もテキスト・動画とあるので全く問題なしです。
資格取得までの費用や期間
クリンネスト1級の資格取得までの費用や期間は下記の通りです。(2021年6月時点)
受講方法 | 受講講座 | 取得期間 | 講座費用 |
---|---|---|---|
ユーキャン | お掃除スペシャリスト講座(掃除道具なし) | 3ヶ月 | 34,000円 |
お掃除スペシャリスト講座(掃除道具つき) | 3ヶ月 | 39,000円 | |
ハウスキーピング協会 | クリンネスト2級+クリンネスト1級(掃除道具なし) | 12~18ヶ月 | 58,300円 |
クリンネスト2級+クリンネスト1級(掃除道具つき) | 12~18ヶ月 | 69,300円 |
講座費用が安いのはユーキャン
上の表でも分かるように、安くて早いのはユーキャンの講座。
ハウスキーピング協会で掃除道具つきの講座と比べると、ユーキャンの掃除道具なしの講座だと半額以下になってます。
ちなみに掃除道具つきの講座については、プロ使用の掃除道具がついてくるので、掃除道具が揃っていないという人にオススメ。
取得期間は個人によって違う
取得期間には、標準学習期間が目安としてあるものの、人によって資格取得までの期間は様々。
というのも、通信講座については、学習の進め方しだいで大きくかかる日程が変わってくるからです。
例えば、私の場合はユーキャンで受講してから約1ヶ月での資格取得でした。(後でおおまかな流れも紹介します)
そう考えると目安時間もそこまで当てにならないかもしれませんね。
ユーキャンでクリンネスト1級を取得した流れ
先ほど紹介したように、私は楽天からユーキャンの講座を申し込んで受講しました。
ちなみに楽天ポイントも貰えるので、申し込むなら楽天からがオススメです。
初めてのユーキャン受講でしたが、特に難しいこともなく資格取得まで出来ましたので初めての人でも大丈夫だと思います。
実際に私がクリンネスト1級の資格を取得した流れは次の通りでした。
楽天での資格取得まで
1日目:楽天でお掃除スペシャリスト講座を注文
4日後:ユーキャンから教材到着
楽天で注文してから、3日ほどでユーキャンから教材が届きました。
写真にも書いてあるように、教材のほかにも「学びオンラインプラス」に登録(無料)すると、オンラインで動画などでも学習できます。
届く教材はこんな感じで、テキスト以外にDVDもついてます。
10日後:2級の添削課題を提出
早朝や仕事終わりでテキスト学習をして、1週間ほどで2級の添削課題に取り組みました。
提出用の封筒はついていますが、切手は別途用意が必要なところは要注意です。
15日後:2級の合格通知が届く
課題提出後に1週間ほどで、課題の点数と合格判定が届きます。
ただ、この段階では認定証はまだ届きません。
20日後:2級の認定証が届く
思った以上になかなか来ないので不安になりますが、大体2週間ぐらい(うろ覚え)で認定証が届きました。
30日後:1級の添削課題を提出
前回の2級の課題提出後、3週間ほど学習してから1級の添削課題を提出しました。
クリンネスト1級の取得には、2級の資格保有が条件となります。
なので、人によってはもっと早い2級の合格通知後すぐの課題提出も可能です。
35日後:1級の合格通知が届く
1級の時も特に問題がなければ1週間ほどで合格通知の封筒がきます。
ここで合格点を越えていれば、無事にクリンネスト1級の資格取得です。
ただ、やっぱり認定証がないと、資格を取ったという思いも少なめだったり…。
45日後:1級の認定証が届く
ちょっと忘れかけた頃に、クリンネスト1級の認定証が届きます。
資格を証明できるものとして、認定証が届くとやっぱり嬉しいです。
ツトムン資格取得は約1ヶ月でしたが、認定証が届くまでを考えると1ヶ月半ぐらいだったよ。
このように、添削課題を提出するタイミングなどもあると思いますが、大体2ヶ月ぐらいあれば勉強してユーキャンで資格取得できるかと思います。
掃除についての知識を高めよう!
私は掃除の勉強の延長でクリンネスト1級を取得しましたが、実際に資格取得をしてみて、かなり掃除の勉強ができたと思います。
特に掃除の仕方や考え方などは本や雑誌でよく見るものの、掃除の順番やスケジュールの立て方などは、クリンネストならではの理論で勉強になりました。
他の資格でも多いと思いますが、クリンネストの資格は、「資格を取得したという結果」よりも「資格を取得するために得た掃除の知識」が大切です。
今回クリンネスト1級を取得したことで、今後はより掃除についての知識を高めていこうと思いました。
掃除をしっかり勉強したい人は、少しお金はかかりますがクリンネスト1級を取得してみても良いかもです。