最近、友人から勧められて始めたボードゲーム。
初めは大人同士で駆け引きや心理戦の多いゲームをメインで遊んでいました。
ただ、上の子が小学生になったので子供用のボードゲームを試しに購入してやってみたところ、想像以上に子供と遊べることが判明。
それからいくつか遊んでみてのオススメのゲームを2つに厳選して紹介します。
知育教育としても使えると思うのでぜひ遊んでみてください。
ボードゲームって?
「ボードゲーム」と聞いて思い浮かぶのって、すごろくとかドンジャラとかではないでしょうか。
たしかに「ボード(盤)とコマ(駒)を主体として遊ぶ」のがボードゲーム。
ただ、最近ではカードゲームなども含めた、卓上で遊ぶ「アナログゲーム」や「テーブルゲーム」のことを「ボードゲーム」と呼んでいたりします。
ボードゲーム好きの人口もどんどん増えているようで、ボードゲームの販売店や楽しめる場所も増えています。
最近だと「ボードゲームカフェ」などがそれにあたりますね。
ドイツのボードゲームがスゴイ!
ボードゲーム好きには当たり前ともいえるのですが、ボードゲームといえば「ドイツ」。
日本のボードゲームも面白いものは多いですが、やはりレベルの高いゲームはドイツになってきます。
ドイツはボードゲーム大国で、毎年すごい数のボードゲームが発売されています。
そして、何よりドイツのボードゲームは、手軽に楽しめるゲームから数時間かかるようなゲームまで年齢層も種類も幅広いのが特長です。
なので、大人や大きい子供だけでなく、小学校低学年の子や幼稚園の子供でも楽しめるものも沢山あります。
子供と遊ぶボードゲームの良いところはココ!
そんなボードゲームの特に良いと思えるところは、下記のようなアナログだからこその部分。
デジタルももちろん素晴らしいのですが、子供たちにボードゲームもやって欲しいと思うのはこういったことがあるからです。
ボードゲームのおすすめポイント
- 世代をこえて遊べる
- 自分の手で触れて遊べる
- 頭を使って遊べる
テレビゲームもVRや様々なコントローラーが増えてくるなど進化していっています。
ただ、これらの部分ではアナログの方が優れているんじゃないかなと思います。
世代をこえて遊べる
TVゲーム(特に任天堂)は親子で遊べるものも結構多いと思いますが、ボードゲームは親子どころか3世代で遊ぶこともできるゲームだと思っています。
おも(重)ゲーと言われるような複雑なゲームもあるものの、基本的にはシンプルなルールのものも多いです。
なので、祖父母世代や未就学児などテレビゲームが少し難しい年齢層でも、皆と一緒に遊ぶことができます。
1人で遊べるものもありますが、基本的には何人かで遊ぶ形になるので、コミュニケーション能力の向上も期待できます。
自分の手で触れて遊べる
勉強でも仕事でも遊びでも、パソコンやスマホを触ってばかりという人も多いのではないでしょうか。
だからこそ、子供の頃から自分の手で動かして遊ぶことが、今の時代では結構大切です。
実際に手で触れて遊ぶことで、子供の脳の発達だけでなく、大人も気分転換やストレス解消にも役立ちます。
また、ディスプレイ画面ではなく、卓上のカードや駒を手で動かして遊ぶので、人と人が向き合って遊べるのもいいですね。
頭を使って遊べる
ボードゲームは、単純なルールのものでも基本的には頭を使うゲームです。
また、種類の数だけルールを覚えるので、それだけでまずルールや順番を守ることが身につきます。
後で紹介する「DOBBLE」や「ウボンゴ」などのように、瞬間的に選ぶ力や形を合わせる発想力など、普段とはタイプの違う考える力が鍛えられるのも良いところ。
子供が大きくなってくると、駆け引きや心理戦をするゲームをしていくのも面白いですね。
子供と遊ぶのにオススメのボードゲーム
ボードゲームは本当にたくさんの種類があって、難易度もそれぞれ大きく違ってきます。
どれだけ楽しめるかは好みの問題でもありますが、小さい子供が遊ぶならやはりルールの簡単なものが1番。
その中でも、子供はもちろん、大人も一緒のレベルで楽しめるボードゲームを2つに厳選しました。
子供も遊びやすいドブル(DOBBLE)
「ドブル」の良いところの1つは、ルールが簡単で言葉や数字がまだ読めない小さい子でも遊べるところがあります。
難易度の低いキッズ用やキャラクターの描かれたものもある人気のボードゲームの1つです。
ちなみに我が家で購入したのはドブルキッズで、上の画像のように4歳以上から遊べる動物の絵柄のタイプ。
ゲームの苦手な子供が初めに始めるのにオススメのゲームです。
オススメポイント
私だけかも知れませんが、子供と競争するような遊びをするとき、どのぐらいまで手加減したらいいのかを悩むことがかなりあります。
ところがドブルの場合は、手加減なしでも小学校1年生の娘と結構いい勝負ができたりしますので、大人のストレスも減らせるのがポイントです。
DOBBLEの遊び方
ドブルの遊び方はすごい簡単で、ルールの単純さはボードゲームの中でもトップクラス!
上の写真でも分かるように、各カードには他のカードと同じ柄が必ず1つあります。
その同じ柄を見つけて他の人より先に宣言するゲーム。
5つのルールでの遊び方があり、遊ぶルールに合わせてカードを集めたり、早く減らしたりして遊びます。
単純ながらも飽きにくいパーティーゲームなので、子供が小さい頃には特にオススメです。
大人でも頭を使う知育にぴったりなウボンゴ
テレビでも取り上げられるぐらい有名なボードゲームの1つの「ウボンゴ」。
かなり柔軟な思考を使うパズル型のゲームで、子供も大人も関係なしで難しく知育にもピッタリです。
ちなみに我が家では、「テレビゲームでも3Dな時代だ!」と思い、ウボンゴも3D版を購入しました。
3D版は一応10歳以上からですが、レゴのブロックやルービックキューブで遊んでいた小1(7歳)の娘は親よりも得意だったりします。
ただ、幼稚園児(5歳)は、3Dはまだちょっと難しかったので、小学生未満の子供には平面のスタンダード版からの方が良いかもです。
オススメポイント
ウボンゴもドブルと一緒で、親と子供がいい勝負ができるボードゲームになります。
特に「どうすればできるのか」という想像力がかなり鍛えられるのがオススメポイントです。
ウボンゴ(3D)の遊び方
ウボンゴは、決まった形の枠にはまるように、パズルのピースを配置するパズルゲームです。
遊び方は、サイコロで出た数字にあったピースを使って、先にパズルを完成させた方が勝ち。
完成させた人は「ウボンゴ!」と叫び、先にできた人から上の写真のような宝石をもらえます。
決まったゲーム数が終わった時の宝石の数が多い人が勝ちです。
ルールとしては、ドブルほどではないですが単純なルールになります
ウボンゴ3Dになるともちろんピースも立体的。
横回転だけでなく、縦にも回転させて、はめる位置を考える必要があります。
これが特に想像力を育てる知育にピッタリ!
ちなみに私は平面のウボンゴは得意なんですが、縦回転も加わる3Dではかなり苦戦します。
隙間なくピースがピッタリはまると、このように綺麗におさまります。
苦労して完成した時は、「ウボンゴ!」っていう声も気持ち大きくなると思いますよ。
また、パズルは難易度(ピースの数が違う)が選べるので、得意な人と苦手な人でハンデをつけてゲームすることもできます。
大人は難しい方で、子供は簡単な方で遊ぶというような形でもOK。
購入前は、「ある程度すると配置を覚えちゃうかな」と思ってましたが、1枚でも数パターンある台紙が結構な枚数入ってますので繰り返し遊べます。
お休みの日に家族で遊んだり、子供たちだけでも遊べるのでオススメのボードゲームです。
ボードゲームで楽しく遊ぼう
知育教育などを考えないでも、単純にボードゲームはかなり盛り上がれるゲームです。
今回紹介した2つのボードゲーム以外でも、ちいさい子供の頃から遊べるゲームは盛りだくさん。
例えば、すごろく全般は簡単なルールであれば、幼稚園児も皆と一緒に楽しめると思います。
ちょっとしたおうち時間にでも、ボードゲームで楽しんでください。
あと、入学祝いでのちょっとした贈り物にもいいかもしれないですね。