どの家庭でもお風呂掃除はされていると思いますが、案外それぞれの家によって掃除の仕方やタイミングは全然違ったりします。
思い出してみると、「実家にいた頃」と「一人暮らしをしていた頃」、「結婚してからの現在」と掃除をするタイミングが全部違っていました。
実際にいつするのが良いのかなど、今回は毎日のお風呂の掃除について紹介したいと思います。
毎日のお風呂掃除でする事
まず、お風呂掃除について大事な事、それは「毎日掃除をする」という事です。
毎日は面倒だと思われるかも知れませんが、お風呂には大量のお湯が使われるので、家の中でも特に湿気がこもりやすい場所となります。
そのため、カビやヌメリなどが発生しやすいので、汚れがつく前に綺麗に掃除していく事が大事になってきます。
時間をかけての掃除になってくると、毎日掃除をする事もなかなか難しいと思いますので、まずは簡単なお掃除から始めていきましょう。
ちょっとした掃除でも毎日続けて掃除をしていく事で、カビなどの汚れが発生しにくくなります。
毎日使う場所だからこそ、毎日掃除する事で心も体もさっぱりしましょう。
浴室の換気
言うまでもないかも知れませんが、お風呂に入った後は換気扇を回すなど、浴槽の換気をしっかりしましょう。
なんといってもカビが発生する大きな原因は湿気です。
湿度が80%以上になると、よりカビは発生しやすくなるので、しっかり換気をしてください。
換気については、最近では24時間換気のシステムなどもあるので便利になってきていますね。
水垢や湯垢をとる
浴槽の水垢や湯垢は、クエン酸や重曹などのナチュラル洗剤を使う方法がよく紹介されています。
ただ、どの汚れにどの洗剤を使うかが混乱しやすいので注意です。
基本的には、下記の通りの組み合わせで掃除するようにしましょう。
- 水垢は「アルカリ性の汚れ」なので、「酸性のクエン酸など」で汚れを落とす
- 湯垢は「酸性の汚れ」なので、「アルカリ性の重曹など」で汚れを落とす
時間のない人は、汚れがまだほとんどついてない状態であれば、洗剤を使用しなくても湯垢を取る事もできますので、そのままお湯などでしっかり湯垢を落としておきましょう。
体を洗う石鹸などをスポンジにつけて洗っても湯垢は、それなりに落とす事ができます。
時間にゆとりのある人は、クエン酸や重曹も使って念入りに掃除してください。(あまり時間のゆとりがない人にも、定期的にクエン酸や重曹などを使った掃除をオススメします。)
浴槽の湯垢については、「擦らずに洗える!毎日のお風呂の浴槽掃除にバスタブクレンジングを試してみました」でも紹介しているバスタブクレンジングが楽なのでオススメです。
バスタブクレンジングの記事はこちら
擦らずに洗える!毎日のお風呂の浴槽掃除にバスタブクレンジングを試してみました
続きを見る
浴室の温度を下げる
お風呂を流した後は、シャワーなどで冷たい水を浴槽や壁など浴室中にかけておきましょう。
カビは20〜30度が最も発生しやすくなると言われているので、冷水で室温を下げることでカビが発生するのを予防する事ができます。
また、冷水シャワーの後は水滴をしっかり拭き取り、水分を取り除いておきましょう。
部屋中が濡れたままだと、結局カビが発生しやすくなってしまうので要注意です。
お風呂掃除はいつするの?
「お風呂掃除をいつするのか」は、お風呂掃除をする上でかなり大切になってきます。
子供の頃は、お風呂に入る前にお手伝いとして掃除していたのですが、汚れの取れやすさなどを考えると、実は「お風呂に入った後すぐ」が正解でした。
なぜ、すぐに掃除をした方がいいのかは、大きく3つの理由があります。
お風呂あがりに掃除をする事でのメリットは?
湿気をこもらせない
次の日に掃除をするなどになると、その日の夜は湿気がこもったままになっている可能性が高いです。
お風呂上がりに掃除をしてお湯を流す事で、お湯からの湯気での湿気などが抑える事ができます。
カビを防ぐためにも、掃除をした後は、しっかりと換気をしておきましょう。
湯垢を乾燥させない
湯垢は乾燥すると、汚れが取れにくくなってしまいます。
お風呂上がり後になるべく早く掃除する事で、乾燥する前に汚れを落とす事ができます。
また、乾燥とは別になりますが、銅イオンなどがお湯に溶けているような場合は、酸素と結合して青い汚れ(銅石鹸)になってしまう事もあります。
浴槽の汚れは、なるべく取れやすい内に掃除してしまいましょう。
習慣づけができる
お風呂上がりに掃除をする習慣を身につけておけば、少し掃除の面倒さがなくなります。
料理の後のお皿洗いと少し似ていますが、終わった後にすぐ洗えば一連の動作になりますが、間を挟むとどこか面倒になりがちです。
習慣にする事で効率もよくなり、徐々に無駄な時間も短縮できますので、お風呂上がりとともに掃除をする事を習慣づけていきましょう。
取れない汚れはしっかり掃除が必要かも!
毎日の掃除を頑張っていても、やっぱり所々取れない水垢や黒カビ汚れがついてしまうかと思います。
我が家で特に取れない汚れだったのが、下記の3つです。
これらの汚れが取れない時は、しっかり掃除も必要になってくるでしょう。
- お風呂の浴槽の青い汚れ
- 鏡のウロコ状の水垢汚れ
- ゴムパッキンの黒カビ汚れ
お風呂の浴槽の青い汚れ
お風呂の浴槽にできる青い汚れは、「銅石鹸」の可能性が高いです。
「擦っただけじゃ取れない!?お風呂の浴槽の青い線の掃除方法」という記事でも紹介しているように、アンモニアなどを使う事で汚れを落としたりしないと、汚れを落とすのは難しいと思います。
お風呂の浴槽の青い汚れの掃除方法の記事
擦っただけじゃ取れない!?お風呂の浴槽の青い線の掃除方法
続きを見る
鏡のウロコ状の水垢汚れ
お風呂の鏡がすぐに曇ってしまうという場合は、おそらく鏡にウロコ状の水垢汚れがついていると思います。
私も昔は「すぐに曇る鏡だな〜」と、曇る理由が水垢だと思っていませんでしたが、水垢を綺麗にするとあまり曇らなくなりました。
なかなか手間のかかる鏡の水垢取りですが、「なるべく手間は掛けたくない!茂木和哉でお風呂の鏡の曇りを簡単に取る方法」で紹介しているように、茂木和哉という洗剤を使うと結構楽に取れました。
お風呂の鏡の曇りを簡単に取る方法の記事
なるべく手間は掛けたくない!茂木和哉でお風呂の鏡の曇りを簡単に取る方法
続きを見る
ゴムパッキンの黒カビ汚れ
大抵のカビ汚れは、最終的にカビキラーなどをスプレーすると落ちたりもしますが、ゴムパッキンの黒カビは本当になかなか汚れが落ちない事が多いです。
カビキラーをスプレーして、サランラップで半日置いても取れなかった時は、正直諦めかけていました。
その時にダメ元で買ってみたカビ取りジェルを使うと見事に綺麗になっていったので、「落ちない黒カビに!お風呂のゴムパッキンには激落ちカビ取りジェルが効果あり」にて紹介しています。
試してない人は是非試してみてください。
落ちない黒カビの掃除方法の記事
落ちない黒カビに!お風呂のゴムパッキンには激落ちカビ取りジェルが効果あり
続きを見る
まとめ
お風呂掃除は毎日していく事で、汚れを取る以上に汚れをためない事が重要となります。
しっかり掃除しているつもりでも、どうしても汚れは出てきてしまうかと思います。
いざ掃除をしよう!という時に、楽をする意味でも毎日の掃除はしっかり続けていきましょう。
今回のポイント
- お風呂掃除は毎日の掃除で汚れをためない事が大事
- 浴室の湿気と温度に気を付ける事
- お風呂掃除はお風呂の後すぐが一番効果的
- 取れない汚れは後日にしっかり掃除をする