先日の事ですが、職場の休憩時間に愛用していたイヤホンがちぎれてしまい、ゴミ箱に捨てようとして、ふと気づきました。
「イヤホンって燃えないゴミなのでは?」
結果的にはイヤホンは燃えないゴミの日に出すのが正しいのですが、一瞬考えてしまう人も意外と多いのではないでしょうか。
私の場合は、考えてみると人生でこれまでイヤホンを捨てた事がありませんでした。というのも、いつか使うかもと思ってなぜか捨てずに大量のイヤホンやケーブルが実家に残していました。(…今度帰った時に捨てます)
今回は、意外に知らないだろうゴミの分別について調べてまとめてみました。※地域によって差があるかも知れません。
ゴミの分別について
ゴミの分別は大きく分けると以下の通りになります。
資源ゴミや有害ゴミなど、市区町村ごとに細かくは異なってきます。(例えば乾電池は、「燃えないゴミ」の所もあれば、「有害ゴミ」として分ける所もあります。)
回収後に業者の人が分ける場合もあると思いますので、出来るだけ細かく分別した方がいいですね。
燃えるゴミ
1番多いゴミになると思いますが、紙や布、一部のプラスチック(汚れの落ちないものや中身の残っているものなど)が燃えるゴミとなります。
燃えないゴミ
不燃ゴミとも呼ばれ、茶碗やコップ、フライパンなどがこれにあたります。私が迷ったイヤホンも燃えないゴミで捨ててください。
資源ゴミ
燃えるゴミや燃えないゴミの中でも、リサイクル出来るものなどを資源ゴミと呼びます。主なものは、プラスチックや空き缶・瓶・ペットボトル、古紙などがあります
粗大ゴミ
家具や家電、自転車などの大型のゴミを粗大ゴミと呼び、基本的にはほとんどの自治体で年に数回の回収となっています。
※パソコンやテレビなどのリサイクル対象物は粗大ゴミとして出す事はできません。
有害ゴミ
危険ゴミとも呼ばれ、燃えないゴミの中でも、水銀が入っているゴミ(蛍光菅や水銀体温計)や電池、ライターなどをいいます。割れた水銀体温計などは燃えないゴミに出します。
引き取り不可のゴミ
廃油や医療廃棄物、リサイクル家電などの処理困難なゴミは、私の調べた限りですが市区町村では引き取りを行っていません。
ゴミ処理業者や処理を請け負っている販売店などに持っていきましょう。
どんなゴミがどの種類になるの?
それぞれのゴミにどんなものがあるかの例としては、下記の表に一部を記載しましたので参考にしてください。
市区町村により少し違ってきますので、分からない時はお住まいの市区町村へお問い合わせください。
燃えるゴミ |
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燃えないゴミ |
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資源ゴミ |
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粗大ゴミ |
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有害ゴミ |
※割れた蛍光管や電子体温計は燃えないゴミになります。 |
引き取り不可のゴミ |
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ゴミの捨て方
ゴミの捨て方は、ほとんどは市区町村で決められた日に決められた場所に捨てる事になると思います。
基本的には、しっかり仕分けをして、袋に入れてゴミ捨て場に持って行くだけなので、面倒くさがらずにゴミの分別を行いましょう。
また、一般的でないゴミなどは、しっかり調べたり、市区町村へ問い合わせたりしてから捨てましょう。
こんなゴミには要注意!
捨てる前に危険なゴミはしっかり適切な処理をした上で捨てないと事故や怪我の元となります。
スプレー缶やボンベなど
捨てる際には、必ず「中身を使いきる」・「穴をあける」ようにしてください。
ゴミ処理の際に爆発するなどの事故が起きる可能性がありますので注意してください。
刃物やガラスなど
包丁やガラス、割れた茶碗などは捨て方に気を付けないと危険です。
そのまま捨てる人はいないと思いますが、布や新聞紙などでしっかり包みこんで捨ててください。
その際に、それだけでは何か分からないので、上から「刃物 キケン」などと袋に書いてください。
何もせずに捨てると、ゴミ処理の作業をする人が大怪我をする可能性があります。
注射器
注射器は普通のゴミでは捨てる事ができません。
針による怪我はもちろん、感染症などにも繋がります。
医療機関に持っていって処分してもらってください。
市区町村以外でのゴミの処分について
市区町村で決められた方法以外でもゴミの処分の方法はいくつかあります。
リサイクル業者へ持ち込む
空き缶や段ボールなどかなり溜まった状態で持っていくと、ちょっとしたお小遣いになったりもします。
昔いた会社で近くにリサイクル会社があったので、会社でゴミになった大量の段ボールと新聞をもらって持っていくと数百円〜数千円になりました。(そこそこ大量に持ち込んでましたが…)
販売店や処理業者へ持ち込む
リサイクル家電などの市区町村で引き取ってもらえない物は、販売店や処理業者へ持ち込んで捨ててもらいましょう。
有料での場合も多いと思いますが、そこをケチると後で痛い目にあう可能性もありますので、ルールはしっかり守ってゴミを捨てましょう。
フリーマーケットや中古店などで売る
着なくなった服などゴミと呼ぶには、もったいない物はフリーマーケットや中古店などで売るのも1つの方法です。
最近ではスマホのアプリでも簡単に売買の取引をする事が出来ます。
まとめ
正直調べてみると、案外ゴミの出し方で知らない事がいっぱいありました。
粗大ゴミで迷う時がある自分では、注射器の捨て方は初耳でした。(そもそも現時点の我が家では注射器を捨てることが無いような気がします。)
どうせ業者で仕分けするなどと思わずに、個人個人でしっかり意識してゴミの分別をしていきましょう。
今回のポイント
- とりあえずイヤホンは燃えないゴミで捨てる
- ゴミの種類は意外と多く、大きく分けても6つの種類がある
- ゴミの捨て方が分からない時は、必ず調べるか問い合わせるかをする