子供が遊んだ後の部屋の散らかりを見ると、どっと疲れが出てきたという事がある人も多いと思います。
しっかりお片付けが出来る子供になってもらう為には、日頃からのお片付けの習慣づけが大事です。
今回は、お片付けが出来始める時期や方法を紹介していきます。
「ナースときどき女子」さんに紹介して頂きました。
「ナースときどき女子」は、看護師さんのための情報サイトになります。
今回は「ママさん看護師に読んでほしい!子育て関連記事まとめ」という紹介記事の中で、このブログも紹介して頂きました。
他にもいろんな方の記事を紹介されているので、また覗いてみてください。
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お片付けは何歳から出来る?
子供が遊んだおもちゃなどをお片付け出来るようになってくるのは、早ければ1歳半前後ぐらいとも言われています。
自分で物を持ちながら歩けるようになるので、そのぐらいの時期と言われているようですね。
ただ実際には、1~2歳の頃は遊んだら片付けるという意識作りの時期と考えても良いかも知れません。
お片付けにも段階があるので、いきなりしっかりしたお片付けが出来るかというと中々そんな事は無いかと思います。
例えば、1〜2歳では「とりあえず持っている(落ちている)物を箱や引き出しに片付ける」、3〜4歳で「それぞれの場所に片付けられる」といったように、段階を踏んで少しずつお片付けを教えてあげましょう。
大きくなるにつれて、少しずつお片付けも難しくなってくるので、なるべく早くからお片付けに慣れていた方が後々で楽になって来るかもですね。
子供がお片付けをするには
子供がおもちゃや絵本などのお片付けを自分で出来るようになるためには、お片付けを習慣づける必要があります。
習慣づける事で、「お片付けをしなさい」と言ってから片付けを始めるのではなく、普段からの行動に変わってくるかと思います。
例えば、「歯を磨く」や「ご飯を食べる」といったような日々の行動の1つと同じで、「遊び終わったら片付ける」という事が毎日の当たり前の行動になるのが理想ですね。
お片付けを習慣づけるためには、次の3つの事が大事になってきます。
お片付けの習慣づけに大事な3つの事
- お片付けの環境を整える事
- お片付けのルールを決める事
- 家族もお片付けが出来ている事
お片付けの環境を整える
まずは、子供がお片付け出来る環境を整える事が大事になってきます。
大人でも、どこに何を片付けるのかが分からないと、片付けつのも中々難しいですよね。
小さな子供にお片付けを教える場合には、当たり前ですが大人以上にお片付けの環境を整える必要があります。
環境を整えると言っても、特別な事ではなくて、「片付ける場所を分かりやすくする」というような簡単ものでもOKです。
例えば、「本は本棚に」、「ボールはボール入れに」というように、片付ける場所を用意するなどがありますね。
1番初めに教える場合は、ごちゃ混ぜでも箱などにおもちゃを片付けるといったものでも良いと思います。
徐々に片付ける場所に絵を描いた紙やシールを貼るなどして、お片付けのレベルを上げていきましょう。
シールなどがあれば、どこに何を片付ければ良いかが、小さな子供にも分かりやすいので、子供たちのお片付けも捗ります。
また、兄弟がいる場合は、自分の分を入れるようにそれぞれのお片付けコーナーを作ってあげると、喧嘩になりにくいと思います。
お片付けのルールを決める
お片付けを習慣づけて、遊んだ後は片付けるという意識を持つには、「いつ」「どこで」「どんな風に」お片付けをするのかというルールを決めておくのが効果的です。
ルールを決める事で、「お片付けをする」という行動が、より日常的な事になりやすくなります。
ご飯を食べる前に「いただきます」と手を合わせるという事と近い感覚かも知れませんね。
お片付けをする為のルールは、下記のような形で決めていきましょう。
- 片付ける場所を決める
- 遊びの時間や片付けの時間を決める
- おもちゃを持って行ける(行けない)場所を決める
お片付けの時間については、「遊び終わったらお片付け」が出来れば1番です。
ただ、小さい頃は特に片付け始めるまでに時間もかかってしまうので、初めは夕ご飯の前やお風呂に入る前といったように、1日に1〜2回ずつでも良いと思います。
出来るだけ決めたルールでお片付けをやっていければ良いですが、体調やスケジュール的に難しい日などは、ムリをしないようにしましょう。
また、おもちゃで遊ぶ場所の範囲は、ある程度決めておきましょう。
玄関やトイレなど、色んな所におもちゃやぬいぐるみを持っていってしまうと、大人でも片付けるのが大変です。
出来る範囲でルールを決めて、少しずつでもお片付けが習慣づけられればOKです。
初めは家族が一緒に片付けるのが大事
昔は「親が片付けてしまったら、子供が自分で片付けが出来なくなるかも…」と思っていましたが、最近では親も一緒にお片付けをする事が子供が自分でお片付けをする事に繋がっているかなと思っています。
我が家でもそうですが、小さな子供、特に1〜3歳ぐらいの頃は、親や兄弟がしている事を真似して何かをしている事はよくあると思います。
それと同じで、お片付けも周りがやっていると、自然と自分もするものだという認識になってくるみたいです。
ただ、親だけでやると、子供が散らかして親が片付ける遊びに感じてしまうのか、逆効果になる場合もありますので、片付ける時は子供と一緒にお片付けをしましょう。
「どっちが早くお片付け出来るかな〜」というように、お片付けの競争などの遊びの要素をいれると、片付ける時間も早くなり、子供も楽しくお片付け出来るのでオススメです。
子供も自分だけがやるとなると、「何で自分だけ」という気持ちになるかも知れませんので、そういった意味でも家族でお片付けをする方が子供のやる気にも繋がります。
お片付けが出来るようになるまで
何でもそうですが、お片付けも習慣づけてやっていく事が、すぐに簡単に出来るわけではありません。
特に子供が小さいうちは、中々お片付けが出来なかったとしても、イライラしないで見守ってあげる事も大事です。
また、片付けが後回しになってしまう事はあると思いますが、親の自分達もしっかりとお片付けをしていきましょう。
親が子供たちのお手本となる事で、子供たちもお片付けが出来るのが、より早くなってくるかと思います。
子供が自分でお片付けを出来るようになるまで、焦らずじっくりと教えていってあげましょう。