ご家庭によって様々ですが、キッチンは一度整理しても少しすると使いにくいと感じる事が多いと思います。
我が家でも試行錯誤しては、また配置を替えての繰り返しです。
そこで、今回は理想のキッチンにするための整理整頓のポイントを紹介していきたいと思います。
キッチン整理の1番のポイントは?
各ご家庭によって、キッチンの広さや食器の量、収納スペースや必要な食材など、キッチンの環境は様々です。
キッチンの整理・収納といった事を考える時に重要なポイントは、何のために整理・収納をするのかという目的を考える事です。
「綺麗で使いやすい」というのは誰もが思うところだと思いますが、まずは理想のキッチンの条件をいくつか書き出す事から始めてみる事をオススメします。
スッキリして見た目がキレイ
料理がしやすい
どこに何が置いてあるかが分かりやすい
後片付けがラク
掃除がしやすい
ざっとこんな感じが一般的に多いですよね。
あとは、「家族全員が使いやすい」や「カフェみたいにおしゃれに」といった内容も多いのではないかと思います。
整理収納の優先順位を決める
理想の条件をいくつか書き出した後は、優先順位をつけましょう。
そして、まずは上位3つの条件にあったキッチンを目指しましょう。
いきなり完璧なものを目指しても矛盾が出てきたり、なかなか上手くいかない事でイライラしたりするので、ゆっくり少しずつ整理整頓をしていけばOKです。
「理想のキッチンは1日にして成らず」です。
キッチン収納の基本について
キッチンの整理や収納で悩んでいる人で、一番多い理想は「スッキリとした綺麗なキッチン」ではないでしょうか。
パッとした見た目だけなら、何も考えずに空いているスペースにどんどん物を入れていけばOKですが、実際はそもそも料理をする場所なのでしっかり整理した収納が大切です。
キッチン収納を考える上で最も基本的な流れは、下記の3つです。
- いらないものは捨てる
- キッチンにあるものをグループで分ける
- 置き場所を考える
当たり前の内容になりますが、案外なかなか難しく、やり始めるとグループ分けなどでも悩んでしまい結構な時間が掛かります。
そして、その際に先ほどの「スッキリして見た目がキレイ」以外に挙げた「料理がしやすい」や「どこに何が置いてあるかが分かりやすい」などが重要になってきます。
例えば、「料理がしやすいように」と考えると、良く使う調理器具や調味料を1番出しやすい所にまとめても良いですし、「どこに何が置いてあるかが分かりやすいように」と考えると使う頻度よりも種類で分けて整理した方が分かりやすかったりします。
優先順位に合わせた整理をする事で理想のキッチン作りに近づけていきましょう。
どこに何を置くかを考えよう
キッチンには小さいものだと紅茶のティーバッグや袋入りお菓子の残り、大きい物だとお鍋やフライパンなど物の大きさも様々です。
また、使う頻度の高いものは、出しやすい場所に置くなどの工夫が必要です。
グループに分けて整理する
まずは収納の前にグループに分けて整理していきましょう。
とりあえずは、「大きさ」と「使う頻度」ぐらいで分けて、もちろん「種類」毎には分けておいた方が良いです。
大きさで分ける
フライパンなどはある程度決まった場所になるので、大きな物について大きさで分けるのは、基本的には誰しもがやっていると思います。
ただ、お皿や軽量カップよりも小さな物になってくると結構たくさんの人が適当になっていたりします。
ある程度の大きさの物をまとめて引きだししまうのではなく、同じ引きだしに入れる場合でも、100均で小さなカゴや容器を揃えて引きだしの中で分けるようにしておくと便利です。
おやつを置いておく場所でも同様で、例えばポテトチップスとチロルチョコは結構大きさも違うので、分けておくと分かりやすいです。
おやつなどはすぐに食べてしまうにしても、きっちり整理する習慣を付けておくと、おやつの買い忘れも減ってくると思います。
使う頻度で分ける
使う頻度で分ける場合は、「よく使うもの」「たまにしか使わないもの」「使用が1年に一度以下のもの」ぐらいで分けると分けやすいですね。
よく使うもの | 普段使っているお皿やコップなど 料理に使う調理器具や調味料など おやつやジュースなど |
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たまにしか使わないもの | たこ焼き器やそうめん流し器など ちょっと良い調味料など |
使用が1年に一度以下のもの | 中々使わない来客用の食器など お返しなどで貰ったお皿やコップなど |
効率を考えて置く場所を決める
キッチン用品の置き場所はどのようなキッチンにしたいかで大きく変わってきます。
掃除がしやすいようにと考えると、調理器具から調味料など全て引き出しに整理して収納する事で調理台の掃除はサッと拭くだけの簡単掃除になります。
逆に料理をラクにする事を考えると、良く使う調味料などはお店のキッチンのように、調理台に綺麗に並べて使いやすいようにした方が良かったりしますので、どんなキッチンにしたいかを考えて、効率の良い置き場所を考えましょう。
実際にグループで分けたキッチン用品の置き場所の考え方はシンプルに考えましょう。
各ご家庭で食器の数や収納場所の広さなど様々だと思いますが、基本的には下記の内容を意識しながら片付けていくと、自然と使いやすいキッチンになっていきます。
一箇所に物を入れすぎない
置き場所をちゃんと分ける
家族みんなでの共通ルールを決める
置き場所にはゆとりを持たせる
大きい引き出しに大きい物、小さい引き出しに小さい物というのが基本になりますが、どの場所も物を入れすぎないようにしてください。
同じ種類だからと一箇所に入れすぎると、整理したつもりでも部分的にすごくごちゃついてしまう可能性が高いです。
特に日常的に使用する物が入っている場所は、出して入れてを繰り返す場所なので、簡単に整理できるように特にゆとりを持たせる事が大事です。
逆にゆとりがあると、かなり日常の出し入れが楽になるかと思います。
使う頻度で置き場所も分ける
普段の生活で使用する物とほとんど使わない物とは、置き場所をしっかりと分けておくと便利です。
普段使わない物は、引き出しの奥や場合によってはキッチン以外の部屋に置いておくのも良いですね。
普段使う物を置く場所にゆとりが出来て使いやすくなる事ももちろんですが、来客用の食器などを分けて置いておく事で、どこに置いていたか忘れて探すような事もなく、いざという時にサッと用意できるようになります。
普段使うものは、75~135cmぐらいの高さに片付けると出し入れが特にし易いです。
家族みんなで使用する場所と意識する
基本的にキッチンは、ほとんどの時間を料理を作る人が使用します。
しかし、おやつや飲み物など、家族みんなが使用する事もあるという事を忘れないようにしましょう。
普段の家族みんなが日常的に使う物については、しっかりルールを決めて整理しておけば、変な所にしまわれてイライラする事も少なくなります。
まとめ
基本的な事ですが、分かっているけど意外と出来ていない事も多いので、改めてキッチンの整理整頓について考える事で理想のキッチンに近づけていきましょう。
ちなみに我が家では、ハチミツだけキッチンの上に出てきています。
毎朝ハチミツを塗った食パンを食べるので結構重宝しています。
家庭毎にいろいろと習慣があると思うので、それに合わせてキッチン整理を楽しんでいきましょう。