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太陽光発電は設置費用の比較が重要!一括見積りで損か得かが変わります

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太陽光発電をする家

実はあまりよく分かっていなかった「太陽光発電」。

ひょんな事から会社から見積りを貰う事になったり、実際に設置している友人に聞いたりしている内に興味を持ってきました。

そして、「高い会社に騙されないぞ!」と思って調べまくった結果、何社かで見積りを取ってから太陽光発電(住宅用)の契約をする事になりました。

今回は、太陽光発電を検討中の方への参考に、我が家での契約までの流れを紹介したいと思います。

太陽光発電はお得?

まず、「そもそも太陽光発電ってどんなものなのか」ですが、どんな仕組みなのかは何となく知っていると思います。

一般家庭で言うと、「屋根にパネルを設置して電気を発電する」というものですね。

ただ、発電された電気が「使う電気」と「売る電気」になって、電気料金がお得になったりする事は知っていても、具体的なメリットやデメリットは調べてみないと分からなかったりします。

太陽光を設置するメリットとデメリット

太陽光発電のメリットとデメリットは、それぞれ下記のようなものがあります。

太陽光発電のメリットについて

メリットについては、一般的によく聞くのは「設置費用の元は取れる」・「環境に優しい」・「災害時の保険になる」といったものですね。

太陽光発電のメリット

  • 災害時に自家発電出来る
  • 自然エネルギーなので環境に優しい
  • 月々換算で考えると実は家計にプラスになる(設置状況と価格次第)
  • 屋根にパネルを載せる事で夏は家の温度が下がり、冬は暖房の効きが良くなる
  • 地域ごとに補助金がでる(住んでいる自治体に確認しておきましょう)

太陽光発電を始める事は、基本的にはメリットだらけだと思います。

実は、調べるまでは「怪しい」と思って否定的だった私ですが、今となっては「何故もっと早くからしなかったんだろう」とすら思ってます。

重さのあるパネルを載せる事は、デメリットと思われがちですが、夏冬の温度が良いように変わってくる事は、かなり意外でした。

「環境に優しい」という部分については、産業用での森林伐採や数十年後の廃棄などで色々言われていますが、程度によっては火力発電を減らしたり出来る事を考えると、やっぱり環境に優しいエネルギーであると言えると思います。

特に家の屋根に設置する場合は、ほとんど無駄のないエコではないでしょうか。

電気代の削減や売電価格について

メリットの1つでもある「家計のプラスになる」という部分ですが、これは太陽光で発電される「電気を使う事での電気代の削減」と「電気を売る事での売電収入」によって得られます。

「昔から設置していた方が得だ」という声もありますが、10年間の固定売電価格は年々下がっているものの、条件によっては実は今設置した方がお得な場合もあります。

と言うのも、売電価格は「2009年が48円」で私の設置した「2019年では24円」と半分になっていますが、設置価格も半分ぐらいになっており、パネルの性能は今の方が良いからです。

なので、設置費用をしっかりと抑えておけば、まず損をする事はないと思います。(逆に設置費用が高いと、得はしない可能性はあります。)

設置前の月々の電気代が平均1万円の我が家の場合ですが、下記のようにあえて通常より低めに出してもらった10年間のシュミレーションでも月々が約4000円ほどプラスになってきます。
(青字が出費額、赤字が収入(軽減含む)額)

月々の出費額太陽光5.5kW設置費用(10年ローン金利込)約100万円=月々8600円
設置後のシュミレーション金額電気代削減額:平均3000円+売電価格:平均10000円=月々13000円

設置費用の元を取る年数は、月々13000円=年間15.6万円と考えると、約7年もあれば設置費用の100万円分が回収できる計算になります。

残り3年分の約50万円がプラスになるので、住宅用の太陽光発電はリスクの少ない投資の1つと考えても良いと思います。

10年後は固定買い取りではなくなりますが、ローンも終わっているので、今度は「月々3000円+その時の売電価格」がプラスになります。

パワーコンディショナーという部品の交換時期が15年目にくるので、その費用(10〜15万円ほどあればOK)の事も考えておきましょう。

産業用の固定買い取り制度が終わってくるなど、今後は住宅用でも固定買い取り制度が見直されるかも知れないので、設置するなら今のうちかも知れません。

私もそうでしたが、すでに太陽光発電をしている友人や知人に話を聞いた方が納得はできると思うので、もし近くに聞ける人がいる場合は、実際の電気代や売電価格などがどうなのか聞いてみましょう

私が契約したのも、調べた上で友人達の話を聞いてみて、「災害時の保険にもなるし、それなら早めにやった方が得だからやってみよう」と思ったからです。

注意ポイント

太陽光だけだと、災害時はコンセント1つ(1500W)までしか使用できない事は注意しておきましょう。停電の時などで、夜に電気を使用したり、各部屋で電気を使用したい場合には、電気を溜める蓄電池が必要となってきます。※エアコンは200V対応が必要だったりします。

太陽光発電のデメリットについて

それでもなかなか太陽光発電に踏み切れない人も多いのは、やはり多少のデメリットがある事と本当に設置費用の元が取れるのかが分からないという部分があるからだと思います。

デメリットを挙げると下記のようなものがあります。

太陽光発電のデメリット

  • 太陽光の設置に費用がかかる(「一括払い」か「ローン払い」)
  • 設置費用の元を取るのに時間がかかる
  • 地震などで家が倒壊すると設置した意味がない
  • なかなか引っ越し出来なくなる

デメリットに関しては、単純に考えると上記のように「始め(ローンなら月々)に出ていくお金が必要」・「設置後に維持しなければならない」という2点になると考えられます。

私がなかなか興味が出なかったのは、初めの10年間はずっとマイナスというイメージがあったからでしたが、先ほどのメリットで書いたように実は設置する事での金銭面での負担は特に無いと言えます。

2019年時点では、設置しようがしまいが「再エネ賦課金」という形で電気代に入っているので、なんなら設置した方がよっぽどお得です。

気になるメンテナンスについては、自分たちで状態を確認するというよりも、契約する会社を選ぶ際にメンテナンスがどのぐらいの頻度であるかを確認しておけば大丈夫だと思います。

逆に言うと、この2点に引っかかりが無ければ、太陽光の設置を考えた方が良いかも知れません。

ただ、お得に太陽光発電できる条件はしっかり確認が必要です。

お得になるための条件

先程のメリットに挙げたように、基本的には太陽光発電は設置した人が得になるように買い取り価格も設定されています

なので、次の4つがしっかりと当てはまっていれば、まず損する事はないかと思います。(大前提として実際に住んでいる持ち家に設置していると考えています)

  • 屋根の向きが南方向(北側ではない)
  • ある程度の面積がある
  • 影があまりかからず太陽光が当たる屋根
  • 設置価格が安い(あるいは適正な)業者に依頼をする

正直どれも重要な部分になってきますが、すでに家が建っている場合にも対応できるのが、太陽光の設置をお願いする業者の選定ですね。

他の部分はどうしようもないですが、設置にかかる費用は何社かに見積り依頼をしてみる事で全然変わってきます。

ここで間違ってしまうと、太陽光発電をする事のお得感は一気に半減してしまいますので要注意です。

私の場合は7年しないうちに元が取れそうですが、費用の高い会社だと10年かかってもまだマイナスの可能性もあります

次で紹介するように、必ず一括見積などで複数の会社から見積りを取るようにしましょう

設置費用は一括見積りをしないと損をする?

見積りについてですが、圧倒的にメリットの方が大きいので一括見積りは必ずやっておきましょう!

初めに見積りをする会社にもよりますが、私の場合は会社によって全然価格が違いました。

恐ろしいのは、初めに50万円以上差があった会社が、他の見積りを見せると数十万レベルで価格が下がった部分です。

「ありがとうございます」よりも「初めの見積りは一体…」という気持ちの方が大きかったです。

私の場合は、初めに「大手家電量販店」、次に「家を建てた建築会社」、最後に「一括見積り(3社)」というように、いくつかの会社さんに見積りを貰いました。

「ローンの利率」や「太陽光パネルのメーカー」などで多少変わってきますが、下記のように初めに貰った見積り(すべて日本製で5〜6kWぐらい)でかなり大きな価格差がありました。

大手家電量販店170万円
家を建てた建築会社200万円
一括見積りからの会社A110万円
一括見積りからの会社B160万円(安全対策費含まず)
一括見積りからの会社Cメールが迷惑フォルダに入っていたので気付かずにそのまま

当然の話ですが、最終的な作業は太陽光を扱っている工務店がするので、間に会社が入れば高くなります

上記で言うと、「一括見積りの会社A」以外は、施行作業は別の会社がするという会社なので金額に大きな差が出てきていました。

しかも、安いから保証がないという事もなく、むしろ保証も良かったりします。

初めに見積りをした家電量販店で話を聞いた時に、10年間で月々プラス100円ぐらいという話で、「月々100円でもプラスになるなら契約しても良いかも」と思ってしまっていました。

ただ、「他でも聞いてみないと決断は難しいな」と思い、2週間ほど時間をもらったのが大正解。

この間に一括見積りをしていなかったら危なかったです…。

ネットで調べると「1kWあたりの単価」というように、大まかな設置費用の目安が分かります。

それをそのまま信用するのではなく、それより安い価格を目指すようにしましょう。

ネットで出てくる設置費用の平均は、安い価格と高い価格の間の価格なので、決してお得な価格という訳ではありません

いろんな見積りを見てみる事が重要です。

オススメの一括見積りサイト

太陽光発電の一括見積りができるサイトはいくつかあります。

調べた結果、利用者も多い大きなサイトは次の2つで、おそらくこの中から選んだ方がちゃんとした会社がくると思います。

タイナビ

太陽光について検索すると必ず辿り着くサイトの「タイナビ 」。

こちらは、太陽光発電について調べている時にも、かなりお世話になったサイトでもあります。(初めは太陽光の情報サイトかと思ってました…)

 

ソーラーパートナーズ

見積りの実績は業界1位のサイトで、NHKなどのテレビにも紹介されているのが「ソーラーパートナーズ」です。

契約業者以外へのお断りもやってくれるのが楽で良いですね。

ソーラーパートナーズ

 

各会社とのやり取りは面倒でもやっておこう

一括見積りについては、若干のデメリットもあります。

正直、何社かとやり取りするのが面倒です。

時間も取られるし、断る時も何となく気を遣うので、出来ればやりたくないのが本音だと思います。

しかし、何社かとやり取りをしていると、太陽光の知識が増えたり、相場感が結構分かってくるようになってきます

太陽光発電のパンフレット

写真のようにパンフレットも大量に貰う事になると思うので、そこでまた調べて勉強していくと、日本製と海外製の微妙な違い・変わらない所など商品についての知識も増えてきます。

私の場合は、最終的に海外メーカーにした事やさらなる値下げ交渉をした事もあり、最終的には約5.5kWで100万円を切りましたので、1番高い会社と比べると実質100万円も設置費用が違ってきました

太陽光発電をつけようと決めた場合は、面倒でも絶対に一括見積りはした方が良いと思います。

何社ぐらいまでという希望を伝えると、必要な数だけにしてくれるので、他でも聞いている場合は、一括見積りでは2〜3社ぐらいで良いかも知れませんね。

ちなみに断る時は、「他の会社の方が安かったので…」というと、思った以上にあっさりと納得してくれました。

太陽光発電の依頼で損をしないように

太陽光発電を依頼する時に、損をしないように次の内容はしっかりと契約する前に考えておきましょう。

ローンは10年で考える

今後はどうなるか分かりませんが、現時点では10年間の固定買い取りがあります

営業の人によっては、月々の支払いを少なくみせる為に、15年ローンを勧めてくる場合もあるかも知れません。

ただ、収支を考えると10年ローンで月々がプラスにならないようなら、その会社はおそらく高い会社だと思います。

どの会社でもそんな感じであれば、影や屋根の状況などが太陽光発電に向いていないのかも知れませんので、取り付けない事も検討しましょう。

商品や工事の保証を確認する

設置する上での価格の安さはもちろんですが、もう1つ確認をしておかないといけないのが「保証」です。

商品自体には元々メーカー保証があるので、メンテナンスや工事保証、自然災害保証が十分にあるかをしっかり確認しておきましょう。

設置後の保証がないと、後で何かあった場合に間違いなく後悔する事になります。

また、「必要のない保証が付いて高くなっている場合」や「会社が出来てまだ数年という場合」も要注意です。

この辺りは、一括見積りをしないと分からない部分ですので、何社かの条件をじっくりと見比べて考えましょう。

固定買い取り期間が終わった後の事も考える

固定買い取り期間は、一般住宅の余剰買取制度では10年間です。

固定買い取り期間が終わると、現在では一気に売電価格は安くなってきます

そこからは、蓄電池を使って家の電気を全て太陽光発電で賄うという形にする家も増えてくるようです。

一般的には月々の電気使用量は、地域にもよるものの冬場でも500kWhもいかないようなので、生活するのに必要な電気量を考えると、パネルの容量はそこそこあれば十分に賄えます。

載せられるだけビッシリと太陽光パネルを設置するのもアリだとは思いますが、先の事も考えると4~6kWもあれば十分かなと考えています。

電気自動車がもっと普及していく可能性もあるので、目先だけでなく先の事もある程度考えておく事も重要ですね。

 

何度もしつこいですが、見積りをする場合は、必ず一括見積りもしておいた方が良いです。

後で後悔しないようにも、しっかりと満足のいく形でお得に太陽光発電を始めましょう!

 

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