毎日歯磨きをしているけど、ちゃんと磨けているか不安な人は多いと思います。
私自身も歯磨きした後、舌で歯を舐めた時にまだザラッとした感覚が残っていて、歯磨きをし直すという事がよくありました。
何度も歯磨きをやり直すのも嫌なので、何か良い方法はないかと思い、前から気になっていたローラー型の歯ブラシを購入してみました。
今回は、ローラー型の歯ブラシ「ころころ歯ブラシ」を使ってみた感想などを紹介します。
虫歯や歯周病を防ぐ歯磨きのポイントは?
子供の歯磨きの記事でも少し書きましたが、虫歯にならないように上手な歯磨きするのにはポイントがあります。
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子供を虫歯にさせない!嫌がる2歳児向けにオススメの歯磨きの方法
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基本となってくるのは、虫歯の原因となる歯垢を歯磨きでしっかりと落とす事です。
なので、大人の歯磨きでも子供の仕上げ磨きと同じで、次の3つが大切になってきます。
歯磨きのポイント
- 歯に真っ直ぐ当たる角度で磨く
- 力を入れ過ぎずに小刻みに動かす
- 歯の隙間や歯茎の間の歯垢を落とす
これらを1本1本意識しながら歯磨きをすると、歯や歯の間にある歯垢を綺麗にする事が出来るかと思います。
また、奥歯や歯の裏側などは、歯ブラシでの磨き難さなどからサッサと終わらせてしまいがちですが、しっかりと時間をかけて磨く事も重要です。
歯の奥から順番を決めて磨いていく事で、磨き残しのないようにしていきましょう。
歯磨きでの歯茎のマッサージも重要
虫歯や歯周病を防ぐためには、歯垢をしっかりと落とす事が大切ですが、歯を健康に保つには、歯を磨くだけではなく、歯茎のマッサージも重要と言われています。
例えば、歯磨きの時に、歯茎を傷つけないように軽くマッサージする事で、歯茎の血行促進にもなってきたり、唾液の分泌量を増やしたりと、歯周病対策にも繋がっていくかと思います。
また、歯茎のマッサージも意識して磨くと、歯と歯茎の間の歯垢を綺麗にする事にもなり、歯磨き自体もしっかりと出来ると言えるでしょう。
かと言って、歯磨きの時についつい力を入れ過ぎて血が出てしまうようなマッサージでは、ただ痛めつけるだけの逆効果になります。
そんな場合に、ローラータイプ歯ブラシの「ころころ歯ブラシ」が便利になってきます。
転がす歯ブラシ「ころころ歯ブラシ」
まず、「ころころ歯ブラシ」とは何かですが、写真のように名前の通りローラーのようなブラシをころころ転がして歯を磨く歯ブラシの事です。
テレビでも紹介されたりしており、実は私が今回購入したのも元々はテレビで見て気になっていたからでした。
ころころ歯ブラシはどこで売っているの?
他の方のブログなどを見ていると、ホームセンターなどでも易い類似品が売っている事があるようですが、やっぱりクロックスなどもそうでしたが、本物との差は結構あるようですね。
本物の「ころころ歯ブラシ」は、京都やまちやで販売しているもので、日本やアメリカ、中国などで国際特許も取得している歯ブラシになります。
価格は公式サイトで1,800円と中々の高級歯ブラシになりますが、2018年11月末までで累計出荷数82万本という人気商品です。
販売店は、楽天やamazonなどでも販売されていますが、公式サイトの方が価格が安いので、購入するなら公式サイトをオススメします。
実際に「ころころ歯ブラシ」を使った感想
ブラシがローラー状になっているので、歯に対して押すような磨き方というよりも、本当に転がすように磨く磨き方になるので、余計な力が入らず、軽い力で磨く事が出来ます。
ころころ歯ブラシの使い方は、届いた時に使い方の書いてある冊子なども一緒に同封されているので、磨き方は迷わないと思います。
実際に私が使ってみて感じた「ころころ歯ブラシ」の特長は、次の3つの部分になります。
- 力を入れずに歯磨き出来る
- 思ったよりもブラシが歯の隙間に入り込んでくれる
- 使った後に唾液が結構出やすくなる
特に意外に感じたのは、思った以上に歯の隙間にもブラシが入り込んで磨けた事です。
初めは、購入したもののブラシのつき方がローラーの形で丸いので、歯の隙間に入るのかは正直不安でした。
しかし、実際に使ってみると、ブラシ部分には細い4000本以上の毛束がついているので、糸ようじが必要かなと思ったぐらいの歯に挟まっていた汚れも、ローラーを転がすだけでかき出してくれました。
歯磨き粉をつけずに歯磨きをしても、歯の表面もツルツルになります。
また、力を入れずに磨けるので、歯茎のマッサージをしても適度な刺激を与えるぐらいで、無駄に歯茎を傷つけずに歯磨きをする事が出来ました。
大人も仕上げ磨きをしてみよう
実際にころころ歯ブラシを使ってみて、先ほど書いたように思った以上に綺麗に磨く事も出来て、私自身は結構満足な商品でした。
ただ、正直ころころ歯ブラシだけで歯磨きをするのが少し不安な部分もあります。
というのも、凹凸が多い歯並びの人(私です…)の場合は、ヘッドの小さい普通の歯ブラシで凸凹した部分を磨く事で、歯のへこんだ部分を磨いていると思います。
頑張ればころころ歯ブラシだけでも磨けるかも知れませんが、やっぱり角のある歯ブラシの方が届く気がするんですよね。
ころころ歯ブラシで仕上げ磨きを
そこで、私がオススメしたいのは、ころころ歯ブラシと山型カットの歯ブラシを合わせて使うという方法です。
まずは、今まで通りに普通の歯ブラシ(山型カット)で歯磨き粉をつけて全体を磨きます。
その後で、磨き残しや歯茎のマッサージとして、ころころ歯ブラシで仕上げ磨きをしていきましょう。
ころころ歯ブラシは、ローラー型なので磨き残しのありそうな部分も稲刈りするコンバインのように(ちょっと違うかもですが)広い範囲を一気に磨けます。
そして、仕上げ用の歯ブラシとして使う事で、日々の消耗も少なくなり、ころころ歯ブラシをより長く使用する事が出来ます。
歯ブラシの中では高級なものになるので、なるべく長持ちする為の工夫にもなりますね。
ちなみに私の場合は、現在約2ヶ月使用して、写真のように少しブラシ部分の毛先が広がり始めていますが、まだまだ問題ない状態です。
虫歯や歯周病対策としても、ころころ歯ブラシを使った仕上げ磨きはいかがでしょうか。